主なネットワーク管理技術
SDN(Software-Defined Networking)
ソフトウェアによる仮想ネットワーク技術の総称
。
物理的なネットワーク構成や設定をソフトウェア制御によって論理的に変更する
技術。
拡張や資源管理が容易になる。
図
OpenFlow
SDNを実現するための標準化された実装技術
。
ハードウェアの制御機能とデータ転送機能を分離し得て抽象化し、ソフトウェア的にネットワーク制御を一元管理
する。
ネットワーク管理プロトコルSNMP
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、TCP/IPにおけるネットワーク管理を行うためのプロトコルの一つ
。
サーバやネットワーク機器(ルータやブリッジなど)、サービスの状態や稼働状況、トラフィックを監視することが可能。
SNMPマネージャとエージェント
マネージャ
管理対象を管理する側
エージェント
管理される側
それぞれで専用のアプリケーションソフトを動作させることで、メッセージをやりとりし、監視否定論理積行うことができる。障害発生時にはエージェント側からの自発的に通知を行う
。
MIB(Management Information Base)
マネージャとエージェントが持つ、ネットワーク管理用のデータベース
ネットワーク管理ツール
ping
TCP/IPネットワークにおいて、接続確認のために利用される。接続確認の仕組みは、指定したノードと自ノードとの間のパケット返送の往復時間を監視
し、一定時間経過しても戻ってこない時は未接続と判断する。
ipconfig
IPネットワークにおいて、ホスト名、最優先のDNSサフィックス、名前解決法、ネットワークのDNS、NIC名、MACアドレスなどの設定情報を確認
できる。
arp(address resolution protocol)
IPアドレスによってMACアドレスを知る
ことができる。
netstat
ネットワークの通信状態(TCPコネクション)やルーティング状況などを確認
できる。
参考文献
出典