上記のアルゴリズムの欠点はの一つは、
すべてのホストに同じ優先度が与えられている
ことである。
例えば、ファイル・サーバーよりもビデオ・サーバーの方により大きい帯域が与えられることが望ましい
。これは、ビデオ・サーバーからのパケットを位置ラウンドあたり2バイト以上送り出せるようにすることで、容易に実装可能である。この改良アルゴリズムはWFQ(Weighted Fair Queueing :重みつき公平キューイング)
と呼ばれている。
重み付き公平キューイングで利用するアルゴリズム
WFQでは、パケットを送信完了時刻でソートしてキューに入れる必要であるが、N本のフローのソートには、
最良でもパケットごとにO(logN)
の操作を要する。大量のフローを処理する高速ルーターでこの処理を実行することは難しい
。ShredherとVargheseはパケットごとにO(1)
の操作で済む非常に効率的な不足ラウンド・ロビン
と呼ばれる近似アルゴリズムを提案している。
- こういうところにもオーダが出てくるのか
- 一回で済ませるのは早くなるからいいな
感想
さまざまなアプリケーションのQoSに対する対策が優先度によって解決される