OOMを回避する
物理メモリがなくなるとOOMという状態にあると説明しました。しかし「スワップ」という機能を使えば、メモリが枯渇してもすぐにOOMが発生しない
ようにできます。
スワップは、ストレージデバイスの一部を、一時的にメモリの代わりとして使う
仕組みです。具体的には、システムの物理メモリが枯渇した状態でさらにメモリを獲得しようとすると、使用中の物理メモリの一部をストレージデバイスに退避して空きメモリを作ります
。この時の退避領域をスワップ領域
と呼びます。
...
物理メモリの中でしばらく使わないであろうとカーネルが判断したメモリをスワップ領域に書き増し
ます。この処理をページアウト(あるいはスワップアウト)
と呼びます
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ページフォールトのうち、ページインによってストレージデバイスへのアクセスが発生したものを「メジャーフォールト」
、そうで無いものを「マイナーフォールト」
と呼びます。
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スラッシングは発生しているようなシステムは、メモリ使用量を減らすためにワークロードを減らしたり
、あるいは単にメモリを増強する、という対策を取る必要があります。
気づき
ストレージデバイスにアクセスするから遅くなるからしかないか。
出典
感想
このときにページイン、ページアウトが出てくるのか。
メジャーフォールトは性能が落ちる。