どんなトラフィックでも収容できるようにする
どんなトラフィックでも収容できる十分な容量のネットワークを構成することである。この方法は、
オーバープロビジョニング(overprovisioning: 過剰投資)
と呼ばれる。
利点
性能で言えばこれに勝るものはない
。
...
これは単純に利用可能な容量が多いので常に需要を満たすことができる
ためである
欠点
コストが高い
ことである。基本的には、お金を注ぎ込んで問題を解決するような方法となっている。QoS機能は、容量の小さいネットワークで、アプリケーションの要求を低コストに満たすための仕組みである。また、オーバープロビジョニングのためには、トラフィックを事前に見積もっておく
必要があるが、トラフィックのパターンが後から大きく変化した場合には対応できない。
ネットワーク構成がQoSを保証するためには
QoSの仕組みを用いることで、トラフィックが一時的に急激に増加するような場合にも、他のいくつかの要求を断ることが性能を保証することができる
- アプリケーションがネットワークに
何を求めている
のか- ネットワークに流入するトラフィックを
どうのように制限
するのか- 性能保証のために、ルーターのリソースを
どのように予約
されるのか- ネットワークが追加のトラフィックを
安全に受け入れる
ことができるのか