設計支援ツール・構築ツール
開発形態や開発内容に応じて、さまざまなツールが用意されている。
静的解析ツール
プログラムを実行せずに、ソースプログラムの解析やテストケースの抽出
などを行う。
ソースコード解析ツール
ソースコードを解析し以下を検査する。
- コーディング規則に則っているか
- 使用されていないコードがないかをチェックする。
- モジュール間インタフェースを検査
動的解析ツール
テストデータを自動生成してプログラムを実行
したり、制御の流れをトレース(追跡)
して、解析に必要な情報の出力
を行う。
テストデータ生成ツール
プログラムの記述や入力データの構造をもとにテストデータを自動生成する。
テストカバレージツール
- テストデータ通った
プログラム経路を調べながら、カバー率を分析
する。 -
コード中のどれだけの割合の部分を実行できたかを評価
するのに使う。
テストベッドツール
テストのための動作環境を提供するツール。
トップダウン/ボトムアップテスト用のスタブ/ドライバを生成する。
バージョン管理ツール
開発において、プログラムの作成・改変履歴を管理する
ためのツール。
多数の開発者による開発においては最新の状態を把握することが欠かせない
。
デバッグツール
デバッグとはプログラム中の誤りを取り除き修正する作業
.
このデバッグを支援するサービスプログラムをデバッグツールという。
以下のようなものがある。
スナップショットダンプ(ダンプルーチン)
レジスタや主記憶装置、ファイルなどの内容を```そのままではの状態で出力するツール。
トレーサ(追跡プログラム)
- プログラムの実行を追跡し、
レシスタの内容や参照されたメモリのアドレス内容など、必要な情報を出力
する - 誤りの箇所が特定できないときに、
実行順に命令とその実行結果を出力
する。
クロスリファレンス
プログラムで使用している関数・変数と、それらを定義しているプログラムを一覧化し、関連を示す機能
を持つ。
インスペクタ
構造体などのデータ構造について、そのその内容を見やすい形で表示し、容易に確認
できるようにする。
アサーションチェッカ
プログラム中に挿入して、変数の間で論理的に成立すべき条件が満たされているか否かを確認
するツール
問題2の気づき
メモリダンプとは?
プログラム実行中にエラーが発生した時、メモリの内容を出力する。
ダンプファイル(●読み:だんぷふぁいる ●スペル:dmp file)
メモリやレジスタ・ファイル・ディスクなどの中身を丸ごと記録したファイル
の事を言います。
また、データベースにおいては、データベース情報をファイルに書き出して保存することダンプ
と呼びます。
こちらはデータベース移行の際に利用されます。
ファイルダンプ
磁気テープファイルや磁気ディスクファイルなどの内容を出力する。
スナップショットとは?
ある時点でのソースコードや、ファイル、ディレクトリ、データベースファイルなどの状態を抜き出したもののことです。
バックアップをする際に、バックアップ処理中にファイルが更新されると、ファイルやディレクトリに不整合が起こることがあります。これを防ぐために使用されるのがスナップショットです。
出典
https://www.idcf.jp/words/snapshot.html#:~:text=%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%82%E3%82%8B,%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
出典