先に結論だけ
VSCodeでも、Shift+Shift
のような同一キー連打をショートカットに設定できます。GUIでは設定できないので、keybindings.jsonを書き換えてください。
はじめに
この記事は、Visual Studio Codeで同一モディファイキーの連打をショートカットキーに割り当てる方法を解説、共有するためのものです。
想定する環境
Visual Studio Code v1.81.1
バージョンが変わると、記事の内容がそのまま適用できないかもしれません。記事を読む前に、お手元の環境をご確認ください。
想定する読者
Visual Studio Codeをすでに使用しているユーザー
この記事はVisual Studio Codeそのものの解説や、インストールガイドは含みません。
同一キー連打ショートカット
IntelliJ IDEA系統のIDEでは、Shiftキーの2回連打でどこでも検索 (Search Everywhere)が呼び出せます。この機能はコマンド、ファイル名、クラスを横断してインクリメンタルサーチします。
同一キー連打ショートカットをVSCodeで設定する
どこでも検索の使用感が良かったため、このショートカットをVisual Studio Codeにも持ち込めないか検討してみました。同一キー連打ショートカットはGUIからでは設定できませんが、設定ファイルを編集すれば有効化できます。
Visual Studio Codeのコマンドパレットから「Open Keyborard Shortcuts(JSON)」を検索して開きます。keybindings.json
という設定ファイルがエディターウィンドウで開かれるので、ここにキーボードショートカットの設定を書き込みます。
同一キー連打のショートカットはモディファイキー モディファイキー
とスペース区切りで記述します。AltやCtrlなども設定できます。
これでコマンドパレットが片手で呼び出せるようになりました。みなさんも使用頻度の高い操作に連打ショートカットを割り当ててみてください。
参考記事