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自動で日付を変更する R markdown tips

Last updated at Posted at 2022-01-20

Rmarkdownでは、ヘッダーでタイトルや作成者、日付などをYAML形式で指定できます。その際に、手作業でknitするたびに日付を変更する方がいらっしゃるかもしれませんが、手作業は必ずミスのリスクを伴います。
研究結果をまとめた資料の日付が間違っていると、どちらのファイルが最新なのか分からず、誤った研究結果を公表してしまう可能性があります。
そこで、ヘッダーのdateの箇所の日付を、knitした日に自動で変更する方法があります。

参考記事:私たちのR: ベストプラクティスの探究

最初は以下のようになっていると思います。

title: "Untitled"
author: "Masato Terai"
date: "2022/1/20" #R markdownファイルを作成した日
output: html_document

このままでもよいですが、knitするたびに日付を手動で変えなければなりません。

しかし、ここのdateにSys.Date()関数をつければ、knitした際に、その日付を自動で表示してくれます(例 2022-01-20)。関数の前にrをつけてください。

title: "Untitled"
author: "Masato Terai"
date: "`r Sys.Date()`"   # ``と""で囲うのを忘れない!
output: html_document

これで毎回日付を手動で変更する必要はありません。

ちなみに時間まで記録したい方は、Sys.time()関数で指定すれば、秒単位までの時間を記録してくれます(例 2022-01-20 21:36:36)。timeは小文字なので注意!

title: "Untitled"
author: "Masato Terai"
date: "`r Sys.time()`"   # ``と""で囲うのを忘れない!
output: html_document

これで、日付の変更し忘れの心配はないですね。

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