RStudioを使っていて、「文字が小さすぎる」「白背景でまぶしい」「Wordみたいな補助機能が欲しい」と思うことはありませんか?RStudioは、設定をいじって自由にカスタマイズできます。その中でも特に便利だと思う設定を紹介します。
具体的に、以下の3つの設定を紹介します。
1)文字サイズを大きくする
2)背景の色を変更する
3)スクリプトを書く際の補助的機能をONにする
1)文字サイズを大きくする
RStudioの【Tools】→ 【Global Options...】→ 【Appearance】の順で設定画面を開いてください。Optionsの中の【Editor font size:】で文字の大きさを変更できます。個人的に12くらいがちょうどいい大きさだと思います。文字の大きさだけでなく、【Editor font:】でフォントも自由に変更できます。
2)背景の色を変更する
RStudioの初期設定では、背景が白色です。これがまたまぶしくて、長時間作業していると目が疲れます。こちらも、【Appearance】の中の【Editor theme:】で自由に変更できます(30種類以上のテーマが存在します)。"Tomorrow Night Blue"が優しい色でお勧めです。
3)スクリプトを書く際の補助的機能をONにする
RStudioには、スクリプトを書く際のミスを減らすのに役立ついくつかの設定があります。【Tools】→ 【Global Options...】→ 【Code】の順で設定画面を開いてください。こちらには、【Editing】、【Display】、【Saving】、【Completion】、【Diagnostics】の5つの設定のカテゴリーがあります。この中で特に僕がお勧めするのは、【Display】の設定です。
【Display】
以下の項目にチェックを入れてください。
- Show line numbers:ソースペイン(スクリプトを書くところ)に行番号を表示(何行目にエラーがあるかすぐに分かる)。
- Show whitespace characters:スペースが挿入されている場所に薄い○を表示(ケアレスミスを避ける)。
- Rainbow parentheses:以下の画像のようにかっこを色分けして表示(どこを閉じているか一目瞭然)。
適用前
適用後
最後に
ここで紹介した設定以外にもたくさんの設定をいじることができます!皆さんのお勧めの設定は何でしょうか?「これはいいよ!」というものがあれば是非教えてください。