論文を書く際には、先行研究だけでなく、分析で使用したパッケージを引用しないといけません。その際、関数ごとに毎回citation()で調べているとキリがないです。バージョンの一覧などは以下の関数で調べられますが、引用文献リストに追加する情報としては足りません(著者名とか)。
sessionInfo()
そんな時に使用するのが、gratefulパッケージのscan_package関数です。以下をRunすると、packages変数の中に、指定したRmdファイル内で使用したパッケージのデータが格納されます。
library(grateful)
packages <- scan_packages(path = "Rmdファイルまでのパスを指定")
中身は添付の写真の通りです。
ここで格納したデータをもとに、文献リストを作成していきます。
使う関数は、purrrパッケージのmap関数になります。このmap関数はかなり便利なので、是非調べてみてください。
以下では、citation関数を、データの中身すべてに適用し、それらをtext形式で表示させています。以下のコードをRmdファイルの最後につければ、引用パッケージリストの完成です。
library(purrr)
packages$pkg %>%
map(citation) %>%
print(style = "text")
一つ問題なのは、著者名のアルファベット順では表示されないところです。 ここは改良が必要です。いいアイデアがあればコメント欄にお願いします!