Windows Serverに関して
インフラ系の会社に入ったのにサーバー系を触ると思いきや、IT介護業務を行ってる、Masateruです。
社会人として3年が経とうとしているのでいい加減エンジニア(笑)らしいアウトプットをしようと思い書いています。
おそらく現場に入ってでないと基本的にエンタープライズ製品に触らないであろうWindowsServerに関してです。
初学者向けの説明になると思います。(間違っていたら、コメントいただけると幸いです。)
そもそもWindowsServerって何?
MS社(Microsoft Corporation)が作っているサーバー向けOSです。
似たものでWindows Storege Server(現:Windows Server IoT for Storage)やWindowsServer Datacenterがありますが
DataCenterはあまり詳しくないので今回はWindowsServer Standardについてです。
WindowsSeverはどんな運用(使い方)に向いている?
多種多様な使い方が出来ますが、個人的にはオンプレミス環境でのAD管理(後ほど説明)で色々管理するのが向いているのであろうと感じます。
WindowsSeverとクライアント向けWindowsOSとの違い
基本的には同じ機能で動いている為同じ操作感で動かせますが、明確に違う点が
Active Directoryの管理を行う事が出来る(ActiveDiectoryサーバーの構築が可能)
PCへの最大接続数が制限なし
WSUS(Windows Server Update Services)サーバーとしての利用が可能
と言った所でしょうか。
1.Active Directoryの管理を行う事が出来る(ActiveDiectoryサーバーの構築が可能)
私も、公式ドキュメント読んでも全然理解が追いつきませんが、
簡単に言うとユーザー、組織単位で権限、設定の操作可能になる為に必要なシステムと思っていいただければ今回は大丈夫です。(本当はもっと深い。。。沼です。)
2.PCへの最大接続人数制限がなし
よくあるお話だとファイル共有が20人までしか出来なくて誰かが接続切らないと別の人が共有出来ないとか、Apacheサーバー(WEBサーバー)を建ててWEBサイトにアクセス出来なくなってしまうとかでしょうか。
WindowsServerだと上記のような制限がなくなり、最大接続人数が無制限になります。
3.WSUS(Windows Server Update Services)の利用が可能なる
言語化するとMSが準備しているWindowsUpdateサーバーのレプリカサーバーを作る事が出来る。という機能です。もちろんレプリカサーバのレプリカを作る事も可能です。
クライアント機側でWindowsUpdateの機能を利用して、やればいいじゃん!って思ってしまいますがもちろんメリットがあります。
WSUSサーバーを作成するメリットとしては
1.あらかじめレプリカサーバー上で不必要なKB(アップデートファイル)を弾く事が出来る
2.ネットワークトラフィックの増加の抑制(帯域等の圧迫)
3.(運用を頑張れば)非インターネット接続環境のイントラネット上でWindowsUpdateを行う事が可能
もちろんデメリットもあって
・定期的なメンテナンスをしてあげないとDB(データベース)が死ぬ
※基本はDBの再構築かWSUSの再インストールで直ります。
詳しくはIIJ様が詳しくまとめてるのでこちらを参考にすると良いかもしれません。
https://ent.iij.ad.jp/articles/3061/
Q.(上記全て)それLinuxで出来ないの?
A.ほぼほぼ出来ます。
筆者はNAS利用で作った記憶がありますが、どうやらSamba自体に色々機能があるようです。
(時間があればUbuntu等でADサーバー等立ててみたいですね)
日本sambaユーザー会
http://wiki.samba.gr.jp
samba.org
https://www.samba.org/
最後に
Windowsは触っていてもWindows Serverなど触ってこなかったのでいざ触ってみると分からない事だらけでした。
次回の続きでDNSやADのもっと奥深いの書いてみたいですね。
PS.
自宅にもWindows Serverあれば置いて運用してみたいですが、高いんだこれが...