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薄れていく記憶
2024年1月1日に起きた能登半島地震はまだ皆さんの記憶にも新しいと思います。私も発生した時のことを今もまだ覚えています。
仕事(夜勤)につくため、会社近くのコンビニで夜食を買っていたところ、突然店内の冷蔵庫が揺れました。そしてスマホに石川県で震度6強との通知。(のちに震度7)
大きな地震が起きたという認識はあったもののそのまま買い物を済ませ出勤ししばらくテレビを見ていたことはまだ鮮明に覚えています。
そして、その翌日には羽田空港で痛ましい事故。旅客機と災害派遣に向かう途中の海保機の衝突事故
能登半島地震ならびに翌日の航空機事故、豪雨災害でお亡くなりになられた方々に心からご冥福をお祈りします。

それから約1年が経とうとしています。
振り返るとわずか11ヶ月の間に様々なことがありました。
新年早々大地震に見舞われた能登半島も続く地震や豪雨被害があったり。山形県でも豪雨被害。
8月の宮崎県日向灘で起きた地震により「南海トラフ地震臨時情報」が発令されたことは記憶の片隅にありますか?
備蓄の見直しが報道されたり、買い占めが起きたり。振り返ると記憶から薄れていることも少なくないと思います。

ここまで読んで頂き記憶から無くなっていた方もいらっしゃるかと思います。
そんな方はぜひこの機会に遠くない未来に来るであろう災害に備える機会にして
もらえたらと思います。

そして見直されつつあるのが、ドローンの有効性です。
状況調査、広報誘導、物資搬送と様々な活用がなされた1年ではなかったでしょうか
能登半島でも被災状況調査のため数多くの機種が持ち込まれたと聞いていいます。
また土砂ダムの監視のためドローンドックを用いた定時自動飛行なども行われ
有事の際にこそ力を存分に発揮できることがわかりました。
ルールなどまだまだ課題は多いようですが、これから災害時にこそ
飛ばしやすい仕組みになることを願います。
そしてDRONEBIRDによるクライシスマッピングが多くの方の役に立てるように
平時の広報活動、訓練が積極的に出来るようにしなくてはと強く思った1年でした。
来年は防災、減災の一助になれる活動が少しでもできればと思います。

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