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PHPのHTMLメール送信する際にテンプレートファイル内でPHPの変数を利用する方法

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PHPからHTMLメールを送る時に、HTMLテンプレート内でPHPの変数を使う方法がわからなかったので、手順をまとめました。

やりたいこと

  • HTMLはファイルとして外部からインポートして使いたい(echo <body>テキスト</body>みたいなことをしたくない)
  • HTML内で外部から渡したPHPの変数を使って動的に内容を出力したい

PHPの変数を使うには、拡張子は.php

  • 最初はtemplate.htmlのようにhtml拡張子のファイルを読み込むようにしていましたが、これだとPHPとして認識されず、ファイル内でPHPの変数が利用出来ないのでファイルの拡張子を.phpに変更します

file_get_contentsではなく、include

  • 外部ファイルのインポートには、file_get_contentsを使う方法がメジャーですが、これだとHTMLが全て文字列として読み込まれてしまいます。
  • PHPとして、ファイルを読み込むにはincludeを利用します。

requireでも結果は同じですが対象ファイルが存在しない時に、fatal errorになってしまうのでincludeを利用します。

直接、includeの値を返すと嵌る

ただし、includeは、正常に値を読み込めた場合はintの1を返すという仕様で最初ハマりました。

これを回避するには、includeをラップする関数を作り、結果をバッファに取得してその値を返すという風にします。

function get_include_contents($filename) {
    // ファイルが存在する場合
    if (is_file($filename)) {
        // バッファに結果を取得する
        ob_start();
        include $filename;
     // 取得した内容を返し、バッファを空にする
        return ob_get_clean();
    }
    return false;
}

HTMLテンプレート内で利用する変数をセットする

最後に先ほど作成した関数でテンプレート内で利用する変数をセットします。

function get_include_contents($filename, $variablesToMakeLocal) {
    extract($variablesToMakeLocal); // ← ここを追記
    // ファイルが存在する場合
    if (is_file($filename)) {
        // バッファに結果を取得する
        ob_start();
        include $filename;
     // 取得した内容を返し、バッファを空にする
        return ob_get_clean();
    }
    return false;
}

上記のコードを呼び出す場合は以下のようにします。


$data['language'] = 'ja';
$data['name'] = 'テスト太郎';

$html = get_include_contents('html_template.php', $data);
$ses->send(array('test@gmail.com'), 'test', $html);

第二引数で指定した配列をextractで変数に格納しテンプレート内で利用できるようにしています。

最後に

今回の方法でPHPでHTMLメールを送る際に外部ファイル内でPHPの変数を自由に使うことが出来るようになりました。
よくある用途だと思うので、ぜひ参考にしてください。

参考サイト

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