Cakephpにマイグレーションを使う

• マイグレーションとはDBの構成変更を管理するための仕組み
• CakePHPではマイグレーションファイルを通してDBの構成変更を行なうことで、複数メンバーのDB構成を統一できる
• 実行していないマイグレーションファイルを適応するやり方とschema.phpからスキーマを再現する2つの方法がある

初期準備

• マイグレーション管理テーブルの作成
  • マイグレーションを管理するためのschema_migrationsテーブルを作成

Console/cake Migrations.migration run all -p 

• 初期マイグレーションの作成
  • app/Config/Schema/schema.phpが既に存在する場合は内容の比較を行ってしまうので、一旦削除しておく
  • -fをつけるのはモデルの存在しないテーブルも含めたマイグレーションファイルを作成するため

Console/cake Migrations.migration generate -f

• 以下はまだschema.phpがないため、現在のデーターベースを丸々dumpするかを聞いているのでyを選択する

Do you want generate a dump from current database? (y/n)

• 以下はマイグレーションファイルにつける名前を入力する。DBへ加える変更の内容(今回は初期のテーブルをマイグレーションにするためinitialMigration)などの名前にする
• app/Config/Migration/配下にマイグレーションファイルが作成される
• マイグレーションファイルにはタイムスタンプが先頭に自動で付与され、このタイムスタンプがマイグレーションの実行順序を決める

Please enter the descriptive name of the migration to generate: 

• また以下のコマンドで現在のデータベースの構成情報が記述されているschema.phpを作成する。これによってapp/Config/Schema/schema.phpが作成され、以降マイグレーションファイルを自動生成する場合はこのschema.phpとデータベースと比較して作成されるようになる

Console/cake schema generate –f 

• マスターデータを用意しておかないと、複数ユーザー間で同じ初期データにならないので必須

初期準備以降

• 初期のマイグレーションファイルとスキーマが用意出来たら、後は変更があった分のマイグレーションファイルをセットしていく

• 自動生成と自分でファイルを書く方法がある