はじめに
pybind11をgit cloneやpipでインストールした場合のCMakeで使う例は結構見つかるものの、homebrewを使ってインストールした場合の使い方(CMakeLists.txtの書き方)の例が見つからなかったのでメモ。
前提
試した環境は以下。
- macOS High Sierra 10.13.6
- Python 3.7.0 (homebrewでインストール済み)
- CMake 3.12.3 (homebrewでインストール済み)
pybind11のインストール
$ brew install pybind11
2018/10/27時点で2.2.4がインストールされました。
使用例
C++ソースやコンパイルの仕方、作成したモジュールのPythonからの使い方は、pybind11でC++の関数をpythonから使うの内容そのものですので、そちらをご参照ください。
CMakeLists.txt
今回メモしておきたかった内容はここ。
find_packageでpybind11を指定した上で、pybind11_add_moduleを使うだけ。
極めてシンプルです。
CMakeLists.txt
cmake_minimum_required(VERSION 3.0)
project(cppmod)
find_package(pybind11)
pybind11_add_module(cppmod SHARED cppmod.cpp)