原因は、アプリインストール時におけるWindowsの環境変数の優先順位設定に問題がありました。
なので、その優先順位を変えれば解決します。
以下詳細。
Macでの問題解決は↓こちらを参考にしてください。
[備忘録]Cursorで間違ってcodeコマンドをinstallしちゃった時の話 #VSCode - Qiita
↓Windows版での問題解決方法
問題
VSCode を使っていて、Cursorも同時に使おうとインストールをしました。
そして、VSCodeエディタを使っている時に VSCode の別ウィンドウを開きたいと思って Terminalで code .
コマンドを実行したが Cursor のウィンドウが開いてしまう。
※ code .
コマンドはVSCodeの新しいウィンドウを開くコマンドです。
ただし、このコマンドはすでにウィンドウが開いている場所で実行しても、新しいウィンドウは開きません。
問題の再現手順
VSCodeをインストール後に Cursor をインストールをする、という順番で実行をします。
両方をインストール後に VSCode のTerminalで code .
を実行すると Cursorエディタが立ち上がります。
原因
Windowsの環境変数の優先順位に問題がありました。
"Code" はVSCodeから派生したアプリケーションで、その実行ファイルが"code"と重複していました。これが原因で、環境変数の優先順位に問題が生じていました。
(Cursor側は VSCodeをインストールしていなくてもcode コマンドを実行できるようにサポートしていたつもりだったと思います。)
解決策
パスの優先度を変えれば解決します。
Windowsでシステムのプロパティから環境変数を開きます。
そこでパスの優先順位を変更します。
(もしくは、VSCodeとCursorのどちらかをアンインストールします。(強引))
デフォルトのインストール先
VSCodeのインストール先の環境変数
***のユーザー環境変数
C:\Users\(userName)\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code\bin
Cursorのインストール先の環境変数
システム環境変数
c:\Users\(userName)\AppData\Local\Programs\cursor\resources\app\bin
実行ファイル名が被っているので優先順位を変えれば問題は解決できます。
Windowsでの優先順位はシステム>>ユーザー
Cursorはシステムの方にパスが設定されているので、
VSCodeのパス設定をシステム環境変数の中のCursorで設定してある場所よりも上位に持ってくれば良いことになります。
※設定パスは移動ではなくコピーにしたほうがいいと思います。
その他
Cursor で 新しいCursorウィンドウを開きたい時は
code
ではなくて cursor
で立ち上がります。
Cursorから code .
を実行するとVSCodeの新しいウィンドウが立ち上がってしまいます。
※同じ場所で実行しても、新しくウィンドウは開きません。
終わりに
Windos版ではMac版での解決方法が使えなかったので調べてみました。
また、この解決方法が最適ではないことは確かです。
Cursorからは code .
を実行すると VSCodeが立ち上がってしまいます。
アンインストール時等にトラブルになる可能性があります。