要約
重要な情報はread.meに書いておきませんか?という提案です。
なぜなら、AIはアルゴリズムの優先順位的に、真っ先に開いているファイルの情報を読んでくれるからです。
AIに質問をする時はread.meファイルと設計やコードに関連するファイルを開いて質問を繰り返していくというスタイルです。
個人開発の始まり
タイトルのとおり、個人開発を始める時は、ある程度何かを作りたいか考えAIに開発手順をまとめてもらいます。
例 AIに質問
*****アプリを作りたいので手伝ってもらえますか?
はい、お手伝いできます。どのような*****アプリを作りたいのか、どのような機能が必要なのか、詳細を教えていただけますか?それによって、どのような技術やアプローチが最適かを考えることができます。
とAIは返答してくれます、この後どんどん質問していくのですが、会話ログには残っているはずなのに、システム的に一定の文章量を超えるとAI忘れてしまいます。
なのでまとめた情報をread.meにまとめて置いておくという手法を取りたいと思います。
そもそもNext.jsでアプリ開発を始めると(Next.jsに限らず)read.meには起動方法とかインストール、ドキュメントなどの情報が載っているだけで開発に必要ありません。
なのでread.meを対AI用の情報を載せてAIの提案の精度を上げようという提案です。
さらに開発を進めていくと
開発を進めていくとテーブル設計、データの型ファイルなど出来上がっていきます。
重要なファイルはVSCodeのピン止め機能(タブ上のファイル名で右クリック)を使ってタブに固定しておきます。
そして必要な時にファイルを開いておきます。
AIに質問する時は、不要なファイルは閉じておきます。
これでAIの提案の精度が上がっていくはずです。
参考
【GPT】結論ファーストはAIにも大事だった - Qiita
GitHub Copilot導入後、初めて使う時。(豊富な使用例付き) - Qiita
自分の想像、体験から出した答え
優先順位は
ファイルで範囲選択をしている箇所
ファイルでカーソルが置いてあった場所から上下数行分のコード、コメント部分
開いているファイル全体 (ファイルを開いているが、範囲選択はしていない 例:ターミナル上にカーソルがあった)
VSCode画面には表示されていないファイルだが、タブで開いてある複数のファイル
コミットログを見ている、直近のコミットを見ている。
質問 (ファイルを開いているが、範囲選択はしていない)
質問 (ファイルやタブを閉じている。)
GitHub Copilot chatとの会話ログ (ファイルやタブすべてを閉じている)
みたいな感じだと思います。
※「もっと詳しく教えてください」等と 主語を抜かして質問をすると 優先順位に従って質問が返ってきます。(※重要)
※普通に質問したい場合は、すべてのファイルを閉じておいた方が良いです。(※重要)
※GitHub Copilotは賢く、開いているファイルと関係のない質問にも答えることができます。つまり、質問自体が開いているファイルとの関連性が低いと判断されると、優先順位が低くなると思われます。
※会話ログに関しては、過去の会話ログを参考にしているかどうかは不明です。参考にしていたとしても、優先順位はかなり低いと思われます。