【学習記録】AWS SAA対策⑤:DynamoDB、EFS移行、EMR、EBS、SQS FIFO
📦 Amazon DynamoDB:ポイントインタイムリカバリ(PITR)
- DynamoDBテーブルにおいて PITR(Point-In-Time Recovery) を有効にすると、過去35日間 の任意の時点にテーブルを復元可能。
- 本番環境での 誤操作によるデータ損失 に備える手段として非常に有効。
- 有効化はテーブルごとに設定可能。
🚚 オンプレミスからAmazon EFSへの移行:AWS DataSync
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オンプレミスのNFSストレージからEFSへ移行する手順:
- オンプレミスに AWS DataSyncエージェント をインストール
- DataSyncサービスからジョブを作成し、NFS → EFS の同期を実行
- 自動化されたデータ転送と整合性チェックにより安全かつ高速な移行が可能
🧠 Amazon EMR:ビッグデータ分析基盤
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Amazon EMR(Elastic MapReduce)は以下のフレームワークをAWS上で実行可能:
- Apache Hadoop
- Apache Spark
- Apache Hive など
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ビッグデータ処理、ログ分析、リアルタイムストリーミング に有用。
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EC2ベースでスケーラブルなクラスターを素早く構築可能。
💾 Amazon EBS:課金の注意点
- EC2インスタンスを 停止・休止 しても、アタッチされているEBSボリュームには課金 が継続される。
- EBS料金はストレージ使用量とスナップショット保存量に基づいて決定されるため、不要なボリュームは削除するのがベストプラクティス。
📬 Amazon SQS FIFOキューの特性
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FIFO(First-In-First-Out)キューでは、メッセージの順序保証 を提供。
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以下の設定により、メッセージの重複送信 を防止:
- 可視性タイムアウト:処理中のメッセージを再送しないように設定
- 重複排除ID(Deduplication ID):最大5分間の重複検知
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注文処理やバッチの順序処理など、順序が重要なユースケースに最適。
📝 まとめ
本日の学習では、可用性・移行・ビッグデータ・課金管理・メッセージ順序 に関する重要なAWSサービスを確認しました。特にDynamoDBのPITRやSQS FIFOは、システムの信頼性設計で頻出のトピックです。