初めまして!Gizumo副社長の高橋将一(非エンジニア)です。
今回は『株式会社GizumoのエンジニアによるAdvent Calendar』に非エンジニアの僕は技術的なお話は出来ないので、今回は僕の世界から見た『エンジニア』って種族のお話が出来たらと思います。
#はじめに
冒頭で副社長と名乗りましたが、僕は『Webディレクター』のお仕事もよく参加したりするので、『エンジニア』の人たちと仕事をする機会は沢山あります。
一概に『エンジニア』と言っても、プログラムっていう技術を勉強している理由は様々です。お金を稼ぐ為に勉強している人もいれば、知的好奇心を満たす為、サービスを作りたい人も居れば、今後の社会で生きてく為にという動機もよく聞きます。
最初は各々が、別々の目的を達成する為に技術を習得している背景がありますが、最終的には技術で出来ること(作れるもの)の幅が広がってくので、目的とは別に『技術ってもの自体が好きになる』人たちが多いような気がします(笑)
#エンジニアが出来ることは?
そもそもエンジニアが使う技術って何か?ですが、GizumoはWebが得意な会社なのでWeb領域で話を進めていければと思います。
Gizumoのエンジニアが使う技術は、『プログラム言語』です。例えばHTML、CSS、JS、Ruby、PHPetc...と言うような素人が見たら訳のわからないような文字をパソコンに書き込んで、Webと言う仮想空間に様々なものを生み出してきます。
この仮想空間に生み出せるものが、エンジニアの技術力と直結しています。
あまり馴染みがない人の為に、28歳にもなって中二病を患っている僕がファンタジーの世界でエンジニアって職業を例えてみたいと思います。
エンジニアにおいての『プログラム言語』は、
魔法使いにおいての『呪文』と同じようなものです。
魔法使いが『呪文』を唱える事で現実世界に『現象』を生み出すのと一緒で、エンジニアは『プログラム言語』を用いて仮想世界に『現象』を生み出すのです。
そんな平成の魔法使いの『エンジニア』の方々が、この先の未来も様々な『現象』を巻き起こしてくれる事でしょう。
#エンジニアと仕事をするにあたって
先程、平成の魔法使いとまで持ち上げておいてアレですが、当然エンジニアが居れば全てが上手くいくという訳ではありません。
この人たちは、『プログラム言語』を勉強する事が大変なので、一緒に仕事をする人たちはエンジニアが働きやすい環境を作ってあげないといけません。
例えば、クライアント先から頼まれた開発物を作りやすいようにまとめてあげたり、開発物が生み出された後にどのように運営していくのかを考えてあげたり、時には徹夜でプログラムを書くエンジニアに夜食を買ってきてあげたりとか(笑)
当然、クライアント先からクレームを言われてもエンジニアを窓口にさせてはいけません。すぐにやる気がなくなり案件が事故に繋がってしまいます(汗)
※勿論、個人差はあります
僕たち周りの人が理解してあげた方が良いのは、何でもエンジニアに「これやっておいて」からの「何で出来ないの?」と他人任せにしない事が凄く重要です。
エンジニアが一番偉いと言う訳ではないですが、「お金払ってるんだからやってよ」と簡単に終わらせてしまうのではなくて、「技術を身に付ける為に努力してきたんだろうな」と敬意を払いつつも、共に歩んでいきましょう。
何故なら、この先より良い社会を築く為にITは密接に関係してくると言う事と、そういった世界を作る上でエンジニアの力は欠かせないのだから。
#まとめ
最後に、上記でお話しした内容をベースに副社長としてGizumoの取り組みをご説明させて頂ければと思います。
Gizumoは技術教育を主軸にSESや受託を行っている会社です。
※自社プロダクトは作成中なので、今回はスルーです
SESとは簡単に言うと『大手の会社などは、情報資産を外部に漏洩出来ない事が多いので、開発をクライアントのオフィスで行わなければいけません。なので、技術傭兵団として大手の企業に技術を行使しにいくお仕事です』よく派遣と間違えられる事がありますが、全然違います。何故ならプロの技術者としてクライアントから意味のある知的財産を残すことを求められるからです。
※僕のイメージだとコンサルタントに近いイメージです
受託は逆に、開発環境が外でも問題ない中小企業向けのお仕事を自社内で開発して、それを納品するお仕事だと捉えておいてください。
Gizumoが押し出している教育の部分ですが、『Web環境が出来てまだ歴史が浅いため、あまり勉強が出来る環境が整っていない。でも、誰しもが一日一回はブラウザ環境を見るぐらいWebやアプリは社会に無くてはならないものになっている。この社会で、勉強が出来てキャリアアップをしていく事を考えると、技術教育って凄く大切なんじゃないだろうか?』と言う考えをベースに、勉強をしながら大手の案件に行きながらキャリアアップが出来るSESって凄く相性がいいな!と思いSESもエンジニアのキャリアアップ設計の一つとして活用しています。
また、この先の未来でエンジニアの力が必要不可欠になると思うのですが、ウチの教育はアプリケーション構造を理解するという構造理解に重きをおいています。
何故ならば、技術の知識を一つの手札として、それを上手に扱う人間は構造理解が必須だと思っているからです。
※この発想は社内で流行っているMTG(カードゲーム)がベースに思いつきました
長々と話をしてしまったので、この辺で一回話をまとめると、
この先の未来にエンジニアって人たちはとても大切な存在だと思うので、僕みたいな非エンジニアは『エンジニア』が技術を勉強しやすい環境を作りつつも、この先も『エンジニア』と言う名の魔法使い達と、副社長の高橋としてではなく、一人の人間としてこの先の未来を創っていければと思います。
by Gizumo副社長 高橋将一
http://gizumo-inc.jp/