先にお話すると、完全に僕的な理論なんで参考までに見てもらえればと思います!
◆日本の現状として
現状として、日本には1000兆円の借金があります。
それに伴い、何故日本という国がそれだけの借金があるのに破綻していないかと言うと、銀行から国債を発行しながら借金をしているからです。
つまり、銀行に預けている国民の貯金で借金を賄っている為、日本内で借金を埋められている現状があるので日本国としては赤字になっていません。
ただし、国民が銀行に預けている総資産が1400兆と言われていて、借金が1000兆なので、残400兆円しか賄えません。
※時間にするとあと15年ぐらいでお金が足りなくなります
参考(日本借金時計):http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html
そーなると、日本国として赤字になるので紙幣の価値(信頼)が無くなりハイパーインフレが起こると言われています。
※IMFに加盟している現状があるので、破綻する前に対策される説もありますが国民の生活は圧迫されると予測されます
参考(国際通貨基金):http://www.imf.org/external/japanese/
世界的に見たときに、スラム街が無い国というのは日本ぐらいなもので、仮に日本が国家破綻したとしても世界的にみたら普通の話ではあります。
◆予測される未来として
とは言え、日本と言う国が破綻してみんながホームレスになると言う事はないでしょうが、日本の紙幣価値が下がると日本の労働力が世界的に見て安くなるので、労働力として外資の企業に日本の企業がM&Aされる未来が予測されます。
そーなったら、安い賃金で労働力として生活の為に働く連鎖から抜けられなくなります。
また、少子高齢化で年金制度が崩壊しているので、外国人の受け入れが促進されてくると思われますが、外国から出稼ぎにきた人たちは安い賃金でも頑張って働いてくれるので、労働条件は外国人と同じラインで働かないといけなくなるでしょう。
◆今後の対策として
その為に、日本でしか出来ない職業では生き残りにくい事になると思われます。
だからこそ、エンジニア(技術)が生き残る方法論の一つになってくるのはないでしょうか?
我々の世代(20代)は義務教育でプログラムを勉強できなかった残念な世代です。そんな僕たちでも生き残る術を身につけるとしたら技術を勉強できる環境があることだと僕は考えています。
また、技術は日進月歩で日々進化していきます。COBOLが最先端だった時期もあれば、flash職人が話題になった時期もあります。
一つの環境に身ををおいて、会社が求めるスキルを執行していくスタイルだと、運が良くなければ生き残れません。
今後エンジニアに大切なのは、SESのように時代にあった技術にスキルレベルに応じて触れて働ける環境、そして技術を手札の一つとして用途に合わせて言語を切り替えられるベースの概念理解と、柔軟性です。
※よく勘違いする人がいますが、SESは派遣ではありません。大手のクライアント先ではセキュリティの兼ね合いとリスクヘッジの為に開発現場を社内にして、責任追及をできる環境を作るために会社間の契約をします(フリーランスでは責任追及しにくいため)
ブランドを大切にする日本企業では、実際に出来るスキルよりも、どれだけ大手で働いてきたキャリアを大切にする企業ばかりだと思います。
※投資家は最新の技術より経験を信頼するからです(良い大学に入ったら良い企業に行ける理由は、勉強したことを活かせるって話ではなく、学歴を培った努力が信頼に代わり『勉強する術が身についてる』と判断して雇用しているからです)
何が言いたいかっていうと、自分的に仕事が出来るって思えることよりも、日本社会がどーなっていて、周りにどー判断されてるのか?そしてどんな振る舞い方をすれば勝てるかを考えられた方が絶対勝てるよ!って話です。
◆おまけ
技術者として生きていく事は素晴らしい事です。大学院を出てコンピューターサイエンスを身につけて、外資系企業とかで実力で生き残ってくって思わなくても、社会と上手に付き合えば十分生き残れます。
とは言え、日本の紙幣(円)で持っておくのは微妙だと思われます。貯金が無くても積立とかで海外(安定している国)の保険商品とか(外貨)に変換して、将来的な資産を作っておくのがいいでしょう!
※僕の会社では従業員にもそんな福利厚生を考えています
最後に、どんな人生を歩んでいくかは自由ですが、幸せになることよりも不幸せにならない事が最も大切であり、社会で生き残るってのは最低限クリアしないといけないラインだと思います。
仕事というのは辞められない部活みたいなもんなんで、レギュラーになれなかったじゃ洒落にもならないっすw頑張っていきましょう!
株式会社Gizumo
副社長 高橋将一
http://gizumo-inc.jp/