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Blenderで作成したオリジナルモデルをUE5で動かしてみる

Last updated at Posted at 2022-06-17

はじめに

最近、UnrealEngineの勉強を始めた初心者です。よろしくお願いいたします。(scince 2022.5)
UnrealEngine5がリリースされたとのことなので、Blender(2.8以降)で作成したオリジナルモデルを取り込んで、動かすことができるか試してみました。
とても簡単で、もっと正式な方法があるかもしれませんが、とりあえず上手くできて感動しているので、記録として掲載させていただきます。

【実行画面のサンプル動画「おにごっこ」(gif)】
gifGame.gif

なお、サンプル動画のベースは、「作れる!学べる!Unreal Engine 4 ゲーム開発入門 第2版」で学習して作成したゲームです。UE4のものですが、とてもわかりやすい学習本だと思います。

開発環境

PC OS:Windows 10
UnrealEngine Version: 5.0.2
グラフィックボード:NVIDIA geforce RTX 2060

BlenderからFBXでエクスポート

1 blenderで作成したモデル、ボーン、アニメーションのデータを選択して、【ファイル】→【エクスポート】→【FBX】をクリックします。
BlenderOutput1.png
2 【内容】欄で、limit to の【選択したオブジェクト】をチェックして、該当のモデル等だけを出力するようにします。また、トランスフォームの前方・上がUEにあった方向か確認します。アニメーションを出力するときは、【アニメーションをベイク】にチェックします。
BlenderOutput2.png

これでデータが作成できるはずです。

UE5にFBXを取り込む

エクスプローラから、作成したデータをドラッグ(インポートで操作することも可)すると、自動的に【FBXインポートオプション】が開きます。
Createaset1.png
設定は、臨機応変に設定する必要があります。特に使う設定を列挙します。(説明は、自己流です。正式には公式をご確認ください。)
・Skeleton 欄は、既存のスケルトンを適応するときに選択します。
・Skeletal Mesh は、スケルトンデータを作成するときチェックします。
・Import Mesh は、メッシュデータを作成するときチェックします。
・Import animation は、アニメーションデータを取り込み作成するときにチェックします。
・その他 Convert SceneおよびConvert Scene Unit は、作成しているシーンに合わせて取り込むチェックボックスのようなので、通常チェックを入れます。

(アニメーションの例)
ANME-demo.png
作成したメッシュやスケルトン、アニメーションデータ等をダブルクリックすると、内容が確認できます。

あとがき

  • ボディーと服等複数を分けてモデルを作成し、ブループリントのキャラクタークラスでメッシュを追加して表示することが可能でした。アニメーション設定も並行してできるので、表現が広がります。
  • 「作れる!学べる!Unreal Engine 4 ゲーム開発入門 第2版」はUE4の学習本です。UE5で作るとき、配置が違っていますので文字を探して設定しましたが、大きく変更されている点やいまだにできない内容もあります。
  • UE5と4の気になった違いとトラブル
    ① プラグインのApexDestructionで爆発処理がでてこない(Chaosに移行?)
    ② UIのアンカー設定はどこにあるのかな?(代用でレンダートランスフォームのScaleで設定)
    ③ UIに2つ以上インプットが置けないのかな?(いくつか作ってブループリントで連結して表示。デバイスセーフゾーンセットを設定する必要があるのかな?)
    ④ UE4で目立っていたアクタの配置がプルダウンになったことに気づくまで探し続けてしまいました・・・。
    ⑤ いまだにパッケージ化して実行ファイルを作ることがSDKエラーでできません・・・。ランタイムインストールで解決(2022.6.20追伸)
    初心者で申し訳ないのですが、何かの参考になればと思い掲載しましたのでご容赦ください。トラブル解決のため学習中ですので、ご指南して頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。

<<服を変えた実行結果「おにごっこ」>>
Made2.gif

参考書籍
「作れる!学べる!Unreal Engine 4 ゲーム開発入門 第2版」
荒川 巧也 (著) 翔泳社

追伸

⑤のパッケージ化について、ログを確認し、リンク先のSDKをインストールすることでできるようになりました。
.NET Core 3.1 ランタイムが必要のようで、
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet/3.1/runtime?cid=getdotnetcore
からインストールできました。(バンドルしてないんかい#)
(Windows64bitの場合)
rantime_download.png
個々の環境で違うかもしれないので、エラーログからリンク先をご確認いただくとよいと思います。

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