概要
毎回 net-install をするのも面倒ですし、ここらへんで内包化しておきたいなぁと思ったのでやりました。
本当は早いところ image 化したいけども諸事情により断念。コツコツ行くとします。
前提
- httpd で公開できること
- インストールのソースになる場所を boot サーバと呼ぶことにします
- 今回は pxe boot サーバに相乗りさせる形で作ってたりします
実施内容
内部の boot サーバ上での作業
- ISO イメージを wget します
$ sudo wget ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/7/isos/x86_64/CentOS-7.0-1406-x86_64-DVD.iso
- ISO をマウントします
- ディレクトリは環境に合わせて変更してください
/etc/fstab
/usr/iso/CentOS-7.0-1406-x86_64-DVD.iso /mnt/centos7 iso9660 rw,ro,loop 0 0
# mount -a
- ディレクトリとして見えていることを確認します。
$ pwd
/mnt/centos7
$ ls
CentOS_BuildTag EULA LiveOS RPM-GPG-KEY-CentOS-7 TRANS.TBL isolinux
EFI GPL Packages RPM-GPG-KEY-CentOS-Testing-7 images repodata
適当な KVM ホストで virt-install を実行します
- 下記の内容は環境に合わせて変更してください。
- ks ファイルがなければ、手動インストールになると思います。
virt-install \
--connect=qemu:///system \
--name=hogehoge \
--hvm \
--accelerate \
--disk path=/var/lib/libvirt/images/hogehgoe.img,size=40,device=disk,bus=virtio,format=raw \
--vcpus=1 \
--ram=2048 \
--location http://hogehoge.com/centos7 \
--network bridge=br0,model=virtio \
--keymap=ja \
--os-type=linux \
--os-variant rhel7 \
--extra-args='ks=http://hogehoge.com/anakonda-ks.txt console=tty0 console=ttyS0,115200n8'
fi
- 手元の環境では無事インストール完了まで自動で流れました。
所感
- 簡単に実現できて良かったです。
- なんだかんだ使用するマシンはある時期の ISO をベースとするので大事ですね。
- 最後に、とてつもなく適当な手順ですいません。ただの備忘録です。
- もう少し kickstart 側をいじって yum.repos.d のケアくらいはしておかないとですね。