1.経緯
モデルベースドテスト(以下、MBT)は非常に良いプラクティスです。
しかし、MBTの課題の一つとして、MBTには準備が多く必要で、MBTを試すまでのハードルが高いということがあります。
そこで、良いプラクティスが流行らないのは勿体ないと思い、手軽にMBTを試せるツールを作ろうと思いました。
ますは、その構想を記事にします。
MBTの難しいことについては以下の記事を参考にしました。
ぜひ読んでみてください。
2.ツールコンセプト
このツールを手にする人はMBTに対して、馴染みない人が多いのではないかと思う。
では、そんな人に何を届けたいかというと感動である。
MBTで得られる新たなエクスペリエンスを体感してほしい。
3.ツールに入れたい要素
MBTで感動すると広げた大風呂敷を実現するための要素をいくつかメモります。
実際に、どれだけ盛り込むかは、今後の開発の際に考えます。
今は発散させます。
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リアルタイムレスポンス
今回でいうMBTは、大雑把に言うと、モデルに基づいて自動でテストケースを生成します。
しかし、作ったモデルからどのようなテストケースが作られるかわかるまで、時間(や手間)がかかるとストレスが溜まりますよね。
そのため、モデルの生成や編集からテストケースの生成までをできる限りシームレスにします。 -
簡単な編集フィールド
MBTにおいてモデルを書くことは目的ではありません。
そのため、モデルを書くことにストレスが溜まっていては意味がないです。
そこで、PlantUMLの記法に対応したいと思っています。
テキストベースでのモデルはトライ&エラーがやりやすく、色々なテストケースの生成を試したり、増やしたりすることが可能になります。 -
知識の再利用
MBTではモデルに基づいてテストケースを生成します。
そのため、テストケースとモデルには一定の関連があり、モデルの特長からテストすべき点はパターン化されます。
その、パターンを蓄積し、再利用することで、熟練のテストエンジニアが考えるテストを再現することが可能になります。
まとめ
まだまだ構想段階で、今後、どのように変わっていくかわからないですが、このツールを作成し、世に送り出すことを楽しみにしています。
絵空事チックなところもあるので、練りこんでいく必要がありますね。
あー、ここまで言っちゃったからなぁ、なんか作らないとなぁー…。
MBTツールについて参考になった動画