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Python+Flaskで作るWebアプリケーション(VScode使用)#1〜仮想環境構築〜

Last updated at Posted at 2020-05-08

#背景
DL,MLなど、世間でいわゆるAI技術と呼ばれるものを勉強し、プログラミングで実装できたとしても、それを社内に広めようとするとコーディングの壁が発生し、なかなか広まりません。
#目的
部内で「Jupyter notebookを入れてpython使って覚えてね」といっても、普段仕事でプログラミングを扱わない人からすると、習得までに時間がかかるため、Webアプリケーションとしてデータを読み込んでポチポチしたら動かせる!というUIを作れたらいいなと思い勉強開始。得た知識を残していきたいと思います。
#手段
今回はVScode + Flaskを用いて作成します。
まずは簡単なWebページを作成します。
*現在はインタラクティブなグラフを利用するために、PlotlyのDashというライブラリを取り入れて開発しています。そのDashで動作させているGIFをご参考までに添付します。
 ここまでの道のりを今後ひとつずつ紹介できればと思います(自分の備忘録的な意味も強い)。
DashもFlaskがベースなため、まずはFlaskの基礎から復習します。
test2.gif

#環境
今回はWindows10にminiconda4.7.12をインストールした状態で話を進めます。
condaの仮想環境は使用しません。pythonは3.7.3がインストールされています。

#手順

  • 1.任意の場所にプロジェクト(ワークスペース)フォルダを作成

      C:\project\vscpython\Flasktest  今回はFlasktestと命名

  • 2.ワークスペースフォルダとしてVScodeに読み込ませる
    image.png

    image.png

  • 3.Flask Pythonの環境構築
    ターミナル起動(Ctrl + Shift + @)

    Flasktestフォルダ内に仮想環境を作成します。

    venvを使います。
    python –m venv <仮想環境名:ここではFlasktestとした>で作成
    image.png

 コマンドパレット起動(Ctrl + Shift + P) → interpreterと入力。作成した環境選択。
  image.png
 左下のウインドウにワークスペース名と環境名が表示されていればOK 
 image.png

 仮想環境をアクティブにするため、ターミナルを再起動する。
 image.png

 環境が切り替わる。
 image.png

 試しに適当にa.pyファイルを作成する 
⇒ Linter pylint Install画面が出る。インストールすると構文チェックしてくれる。
 image.png
 image.png

 必要なライブラリをインストール
 今回はFlaskをインストール(足りないものは適宜インストール)
 image.png

  • 4.Flask Pythonの構成

     Flaskがデバックできるように構成します。
    まずはFlaskの公式サイトに記載されているFlaskアプリを作ります。
    app.pyファイルを作成し、以下のように記述します。
app.py
from flask import Flask
app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello_world():
  return "Hello, World!"

VScodeでF5⇒デバックの構成を聞かれるのでFlaskを選択し実行
image.png
image.png

app.pyが実行されます。
Running on http://・・・のURLをクリックして、Hello! World!がブラウザで表示されれば成功です。

ちなみに構成は、.vscodeフォルダのlaunch.jsonファイルに記述されています。
image.png

このコードを変えることで、動作させるpyファイルや、host, portどを設定できます。
例えば、LAN内の別のPCからアクセスするときは、host,portを追記します。

launch.json
{

    "version": "0.2.0",
    "configurations": [
        {
            "name": "Python: Flask",
            "type": "python",
            "request": "launch",
            "module": "flask",
            "env": {
                "FLASK_APP": "app.py", #起動させるpyファイルを指定
                "FLASK_ENV": "development",
                "FLASK_DEBUG": "0"
            },
            "args": [
                "run",
                "--no-debugger",
                "--no-reload",
                "--host=0.0.0.0", #追記
                "--port=5000", #追記
            ],
            "jinja": true
        }
    ]
}

以上のように記述することで、Flaskを走らせているPCのIPアドレスもしくはコンピューター名をブラウザに入力すればアクセスできるようになります。

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