はじめに
tomcatからwildflyに切り替えました。数年前たったので、バージョンアップを試みました。
バージョンアップ前: Wildfly29 (2023/08/26)
バージョンアップ後: Wildfly35 (2025/02/06)
Javaのバージョン 17
管理ユーザーを追加しようと思いましたが、数年前たって、忘れかけているので、自分用にメモを残します。
add-user
ユーザーを追加するのは add-user で出来ます。
しかし、 adminというユーザは既に登録されています。
これを上書きするべきなのか、別のユーザIDをつくるべきなのか、よくわからなかったのでChartGPTに聞いてみました。
ベストプラクティス
「admin以外のユーザーID」を作成。
その後、既存のadminを削除するのが良いとの事でした。
必ず、他の管理ユーザー(例: yournameadmin)をadd-user.shで登録してから adminユーザーを削除するようにしましょう。
追加方法
cd /bin
./add-user.sh
選択肢: 1 (Management User)
User name: admin以外
パスワード: お好みで
既存のadminの削除
WildFlyで既定の「admin」ユーザー(管理者ユーザー)を削除する方法は、登録されているユーザー情報ファイルを直接編集する形になります。
以下の手順で削除してください
-
WildFlyのホームディレクトリへ移動
通常、WildFlyを解凍した場所(例: /opt/wildfly や /home/wildfly/wildfly-35.0.0.Final など)が です。 -
認証ファイルの場所
standaloneモードの場合、認証情報は /standalone/configuration/ にあります。
管理ユーザー(managementユーザー)のファイル:
mgmt-users.properties
mgmt-groups.properties -
「admin」ユーザーのエントリを削除
3.1. ファイルのバックアップ
まず、念のためバックアップを作成します。
cd /standalone/configuration/
cp mgmt-users.properties mgmt-users.properties.bak
cp mgmt-groups.properties mgmt-groups.properties.bak
3.2. adminユーザーの行を削除
(1) mgmt-users.properties
下記のような行があります:
admin=xxxxxxxxxxxxxxxxx
この「admin=...」という行を削除します。
(2) mgmt-groups.properties
下記のような行があります:
admin=Administrators
この「admin=...」という行も削除します。
- WildFlyを再起動
設定を反映させるため、WildFlyを再起動します。
cd /bin
./standalone.sh