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2か月で統計検定2級(CBT)に合格した話

Last updated at Posted at 2021-06-06

この記事について

本日2021年6月6日、統計検定2級(CBT方式)に合格しました!!
この記事は、私が統計検定2級に合格するまでの2か月間で実際に行った勉強内容を記載しています。
これから勉強開始される方、今現在勉強している方へ向けた内容となります。
特にCBT方式の情報はネットに転がっていないと感じているので、CBT方式を考えている方の参考になれば幸いです。

試験の結果

結果から述べると、統計検定2級CBT方式にて、65点/100点 とボーダーぎりぎりで合格できました 💦
あと一問間違ってたら落ちてたかも。。。
過去問3年分きっちり解いて対策はしてたのですが、やはりCBT方式は傾向が若干違うようで、ほとんど見たことないような傾向の問題ばかりが出ていたように思います。

勉強開始から合格までのざっくりとしたスケジュール

平日日中は仕事をしているので、平日の夜、休日、たまに有休を使って少しずつ勉強を進めていました。
基本的に平日は1hは統計学の勉強をする時間を作るよう意識してましたが、正直仕事で疲れてしまって、統計学の勉強できなかった日もあります。
その分休日で3~6hくらいがっつりとやっていたので、少なくとも週に7h以上統計学の勉強はしていたのではないかなと思います。
なので、総勉強時間は少なく見積もっても$7h * 8week = $ 56時間くらいだったのかなと思います。

'21/4/12 ~ 4/19 : 統計web1週目

まずは統計web全体をさらっと流し読みして、統計学の世界でどのような単語、概念があるのか?ざっくりとインプットをします。(このサイトには最後までほんとにお世話になりました!)
この時点では練習問題は解きません。インプットに専念します。

4/19~4/29 :統計web2週目

次は統計webに付属している練習問題を解いていきます。
ここからアウトプットを少しずつ意識していきます。
ただ、あまり時間はかけずに、分からない問題は各節の解説に戻って確認をぱっぱと行います。
僕自身、統計学についてはほとんど初学者だったので分からない問題に多く時間をかけても分からんものはわからん!ときっぱり割り切って進めていました。

4/29~6/5: 過去問を解いて出題傾向の理解+苦手分野の確認・補強

統計web 練習問題を解き終わったら、いよいよ過去問を解く段階に入っていきます。
私は、過去問は2017~2019年の6回分の試験が入っている公式の過去問集を解いてそれを解きました。
この段階で分からない部分が大量に出てくると思います。
それらすべてを余すことなくメモをして、正解できる問題にしていきます
大事なのは、なぜ間違えたか?ポイントはどこか?を自分なりに考えながら、自分の言葉で説明できるようになることです。
ゆっくりでもいいので確実に一問ずつ対処していってください。
最初は全然正解できず苦しいですが、誰しも通った道です。

時として、一番遠回り道に見える道こそ、最も近い道だったりするものです。

公式問題集

https___qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com_0_426156_5f390e8b-7bcc-0782-8efe-0c2a1c49da7b.jpeg

実際にこの問題集1冊のみで、過去三年の6回分をまずは1か月ほどかけて1週解いてみます。
その道中、分からないところ・理解できていないところが少しずつ分かってくるので、その際は統計webに戻って該当箇所をもう一度見てみたり、
時には統計webに載ってない内容も過去問に出てきたりするので、その際は自分でネットでもキーワードで検索したりYOUTUBEで調べてみたりもしました。

そうして、

  1. 過去問を解く
  2. 間違えた問題を復習
  3. 苦手分野の補強
  4. 再度過去問を解く

を繰り返し、最終的に試験前日までで過去問を2週しました。

当日のCBT試験の様子・傾向の違いなど

CBT試験の様子

当日はテストセンターへ行って試験を受けました。
ほぼ毎日何かしらの試験を実施しているところで、試験日も自由に選べました。
13時からの試験を予約して、当日30前に会場に到着。
受付を済ませ、電卓のみを用意して、試験に使用しないもの(腕時計も外さなければいけなかったのはびっくり。PCなので残り時間などはそれで見れました)はすべてロッカーへ入れ、あとは時間まで待ちます。

試験5分前くらいで、試験室のほうへ案内され、PC前に着席し、試験を始めます。

※注意
このとき、最初にOdyssey IDとパスワードが必要なので必ず用意してきて下さい!!!
(統計検定公式サイトには当日Odyssey IDとパスワードが必要だなんて書いてなかったので本当に危なかったです。)

(整備中)

最後に

2か月間はさすがに時間かけ過ぎかな?とも思いましたが、最終的にボーダーぎりぎりで合格できたので、合格に必要な勉強期間だったのかなと思います。
合格できたことは素直にうれしいですが、私自身これはあくまで通過点の一つであると思っているので、これからは統計検定に集中して勉強できていなかったKaggleなどのデータサイエンスコンペや応用情報、AWSにシフトしていこうと思います。
これから統計検定2級を目指される方、頑張ってください!
質問などは随時受け付けますので、お気軽にお問い合わせください。

参考になったサイト・教材

  • Pythonで始める : データサイエンスの独学完全マップ【初心者向け】
    はやたすさんのデータサイエンス向けロードマップです。私はこのサイトで統計検定2級の存在を知りました。
     僕の統計検定2級の勉強の進め方はこちらのサイトを参考にしています。

  • 統計WEB

  • 統計検定2級の呪縛から逃れる例

  • ヨビノリさんの推定・検定入門(YOUTUBE)
     ご存じヨビノリさんの動画です。非常に分かりやすい。さすがです。
     母集団の点推定・区間推定、中心極限定理などはこの動画がすごくわかりやすかったです。

  • 統計チャンネル(YOUTUBE)
    第一種の誤り、第二種の誤り、検出力 の部分は完璧にこの動画で理解できました。
     この部分ほんと覚えずらいですよね。。。でもこの動画で、2行2列のクロス表で書いてくれてるんですけど、それが分かりやすくて一発で理解できました。
     「第一種の誤り」=「本当は帰無仮説が正しいのに、誤って帰無仮説を棄却してしまう確率」 っていう言葉で納得しました。

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