はじめに
「9時には就寝し、朝は3時に起きて勉強をして、7時には出社する」
私が参加しているコミュニティーJISOUには、そんなような生活をしているエンジニアがいます。この習慣に近い形で1週間過ごしてみましたので、その結果をご紹介します。
警告
こちらの記事は、医学的根拠は全くありません。あくまでも私が体験した内容を記事にしております。
1週間早寝早起き生活の開始
きっかけ
最近の朝活ブームに影響され、「朝活=意識高い」という単純な理由で始めました。さらに「早起きは三文の得」とも言いますし、何か良いことがあるかも、と軽い気持ちで挑戦しました。
内容
流石に最初に挙げたような生活は難しいので、次のようなスケジュールで1週間過ごしました
- 11時までに就寝、朝は6時に起床
- 朝の8時まで勉強する
元の内容と比べるとかなり緩やかなスケジュールです。睡眠時間は6時間以上確保しています。普段は日付を超えてから就寝することが多いので、少し早めに寝るだけでも大きな変化です。起床時間も通常は8時前なので、かなり早く感じました。
経過
最初の2日ほどは次のような効果を感じました。
- 勉強が捗る
- 気分もスッキリする
朝活の恩恵で、その日1日が充実したものになりました。
異変を感じ始めたのは3日目からです。
次のような症状を感じました。
- 猛烈な頭痛
- 倦怠感
4日目以降は、無理やり朝に起きて勉強するだけになってしまいました。もはや何のために早起きしているのか分からなくなりました。
結果
実際に朝活の効果を感じたのは最初の2日間だけでした。その後は効果を感じられず、勉強の効率も向上しませんでした。さらに、その後2週間ほど体調を崩してしまい、この間は勉強の効率が著しく低下し、勉強時間も減少してしまいました。
さらにその後2週間ほど体調を崩してしまいました。この2週間は普段より勉強の効率がものすごく悪くなりました。勉強時間も少なくなってしまいました。
失敗の原因
今回の1週間早寝早起き生活は、総じて失敗に終わりました。その原因を考えると、いくつかの要素が挙げられます。
まず、体調不良の一因として、急激な生活習慣の変更が挙げられます。1ヶ月程度の期間をかけ、徐々に生活リズムを整えるなどの方法が良かったかもしれません。いきなり生活習慣を大幅に変えてしまったことで、身体がその変化に対応しきれなかったのだと思います。
さらに、朝活の時間に「何をやるか」を事前に決めていなかったことも問題でした。特に体調を崩してからは、朝の時間を有効に使うための計画が曖昧で、考えるのに多くの時間を費やしてしまいました。その結果、効率が悪くなり、ストレスも増してしまいました。
今思えば、あらかじめルーティンを決めておくことが大切だったと感じます。下記の記事で紹介されているように、朝活の内容をルーティン化することで、スムーズに行動でき、時間を無駄にせずに済むはずです
1週間早寝早起き生活での気づき
1週間早寝早起き生活を通して私は3つのことに気がつきました。
- 自分に合った生活リズムを見つけることの大切さ
- 健康は全てにおいて基礎となる
- 無理は禁物
人それぞれ、最適な睡眠時間や活動時間は異なります。誰かの成功体験を盲目的に真似るのではなく、自分自身の体と心の声を聞き、自分に合った生活リズムを見つけることが重要です。健康がなければ、どんな目標も達成できません。どれだけ効率的に時間を使い、努力を重ねても、健康を失ってしまっては意味がありません。
また、短期的な成果を求めて無理なスケジュールを組んだり、睡眠時間を削ったりすることは、長期的にはマイナスになる可能性が高いです。私のように体調を崩してしまっては元も子もありません。
朝早く起きて勉強することが目的ではないのです。あくまでの効率よく勉強するための手段に過ぎないのです。
最後に
今回の1週間の早寝早起き生活は、私にとって貴重な経験となりました。人によっては、「たった1週間いつもより早く起きただけでは?」と思われるかもしれません。しかし、自分の体調は自分にしか分かりません。短期間で目に見える成果は得られませんでしたが、健康の大切さや自分に合った生活リズムの重要性を改めて認識することができました。
朝活に一定の効果があったことは事実ですので、無理のない範囲で少しずつ続けていこうと思います。