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「ドメイン知識」と「インターネットのドメイン」を勘違いした話

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はじめに

業務中の会議で「ドメイン知識」という言葉が出てきました。
しかし私はこの言葉の意味を正しく理解できておらず、思わぬ勘違いをしていたので記事にまとめます。

ドメイン知識とは

ドメイン知識(Domain Knowledge)とは、特定の専門分野や活動領域における深い理解と情報を指します。

英単語のdomainは「領域」「分野」という意味を持っており、
そこから転じて「特定分野に対する知見や理解」を表すのがドメイン知識です。

例えばエンジニアの場合、金融システムに長く携わってきた人なら「決済方法」「口座」「証券取引」に関する知識がそのままドメイン知識になります。

私の勘違い

私はこれまでWeb制作に携わることが多く、そこで「ドメイン」といえばインターネットのドメインを意味していました。SEOの文脈でも「ドメインパワー」「新規ドメインと中古ドメイン」といった使い方をよくします。

そのため、会議で「ドメイン知識」という言葉が出てきたときも、
インターネット上のドメインの話だと完全に思い込んでいました。

しかし今回の案件は 社内で使うアプリの開発 です。
SEOやインターネットドメインは関係なく、必要なのはアプリの分野に関する知識でした。

実際の会話はこんな感じです。

Aさん「ここで必要なドメイン知識って何ですか?」
Bさん「AIに関することやエージェントに関する知識ですね」

私はここで「え?ドメインってSEOの話じゃないの?」と頭の中が混乱していました…。
ただ幸いにも、その場で「この文脈では領域に関する知識の意味だ」と気づくことができました。

終わりに

「ドメイン」という言葉は文脈によって意味が変わります。

  • Web制作・SEO → インターネットのドメイン
  • ソフトウェア開発や業務知識 → 特定分野に関する知識(ドメイン知識)

今回の体験で、同じ単語でも場面によって全く別の意味になることを改めて実感しました。
誰かに突っ込まれる前に気づけて良かったです。

参考

『今更聞けないIT用語集』

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