Bicycleクラスの作成
①まずはBicycleクラス(自転車オブジェクトの設計図となるクラス)の作成に取り組みます。ここでは以下のことを行いましょう。
・Bicycleクラスの定義
・Bicycleクラスにインスタンスフィールドnameを定義(private)
・インスタンスを生成し、右の図のようにnameの値を出力
色をつけよう
①色を追加しよう
自転車に「色」という情報を持たせましょう。
・Bicycleクラスにインスタンスフィールドcolorを追加(private)
・printDataメソッドを定義して、右の図のようにnameとcolorの値を出力
走行距離を測ろう
①distanceフィールド
自転車に「走行距離」という情報を持たせましょう。
・インスタンスフィールドdistanceを追加(private)
・distanceフィールドの初期値は0
・右の図のように、name, color, distanceの値を出力
自転車を走らせよう
①runメソッド
自転車に「走る」機能をつけましょう。
・インスタンスメソッドrunを定義
・runメソッドは、引数にint型の値(走る距離)を受け取る
・引数で受け取った値を用いて、右の図のように「◯◯km走ります」と出力
・引数で受け取った値を、distanceフィールドに加算する
走る距離を受け取ろう
①Scanner
Scannerを使って、走る距離を受け取れるようにしましょう。
下図のように、自転車を走らせる距離を入力できるようにします。
Carクラスの作成
①Carクラス
ここからは、Carクラス(車オブジェクトの設計図となるクラス)を作成していきます。
まずはCarクラスが、Bicycleクラスと同じフィールド、同じメソッドを持つようにします。
これまでに行ったことを一気に実装してみましょう。
ガソリンの残量を表示しよう
①fuelフィールド
車にはガソリンが必要なので、「ガソリン量」という情報を持たせましょう。
・インスタンスフィールドfuelを追加(private)
・fuelフィールドの初期値は100(100Lが満タンだとします)
・右の図のように、fuelの値を出力
車を走らせよう
①runメソッドの改良
現実の車と同じように、Carクラスのインスタンスが走れば、fuelフィールドの値が減るようにしましょう。なお、この演習では便宜上、1km走れば、ガソリンを1L消費するとします。
runメソッド内で、以下のような条件分岐を行い、走る距離がガソリンの残量を超えていた場合、走行できないようにします。
②runメソッドの出力
先ほどの条件分岐を正しく行った場合、下図のような出力がされるようにします。
給油しよう
①chargeメソッド
車に「給油」機能をつけましょう。
・Carクラスにchargeメソッドを定義
・chargeメソッドは、引数にint型の値(給油する量)を受け取る
・引数の値を用いて、「◯◯L給油します」と出力
・chargeメソッドの中で、下図のような条件分岐を行う
②chargeメソッドの出力
先ほどの条件分岐を正しく行った場合、下図のような出力がされるようにします。