LoginSignup
0
0

Javaの基本的なコードの書き方、データ型、変数などについて学ぶ  5/21

Last updated at Posted at 2023-05-21

①変数の初期化
image.png
・変数の値の代入は変数定義と同時に行うことができる
変数定義と同時に値を代入することを変数の初期化と呼ぶ
②int型変数の計算
数値が入った変数なら、数値と同様に計算が可能です
数値と変数の計算も、変数同士の計算もできる
image.png
③String型変数の連結
・同様に文字列の入った変数であれば、文字列と同様に、文字列の連結を行うことが可能です。
※なお、左の図の波線部にも書いている通り、文字列が入っているからといって変数にダブルクォーテーションを付けてはいけません。付けてしまうと、変数ではなく文字列として扱われてしまうので注意しましょう。
image.png


①変数の更新
・また変数は、中に入っている値を変更することもできる
・一度値を代入した変数に、その後再び値を代入すると、後で代入した値によって変数の中身が上書きされる
※下図では、変数を途中で上書きしたことによって、出力結果が変わっています。
image.png
②更新時の注意点
・変数numberを上書きするために、左の図のように「int number = 5;」とするとエラーになる
・これは、変数名の前にデータ型をつけると変数を定義しようとしますが、同じ処理内で同一名の変数を定義できないためです。
※上書きするときはデータ型をつけないように注意しましょう。
image.png

①自己代入
・変数xに3が入っているとき、xの値に2を足して5に上書きしたい場合はどうすればよいでしょうか。
  →この場合は、左の図のように変数xと2を足して、また変数xに代入します。不思議な式に見えますが、
   プログラミングでは「=」は代入なので問題はありません。よく使うので覚えておきましょう。
・またこのような代入を自己代入と呼びます。
image.png

①自己代入の省略した書き方
・自己代入には省略した書き方があります。よく使いますので、下図の省略系をしっかり覚える
image.png
②1を足す、1を引く
・変数に1を足す、もしくは1を引く場合は、さらなる省略系が存在します。
・「++」という記号は変数に「1を足す」という意味です。変数xに対してx++とするのは、x += 1と同じ意味   になります。
・反対に--とすると1を引くことができます。便利な書き方なのでぜひ覚えておきましょう。
image.png

①なぜ変数を使うのか
・なぜ変数を使うのでしょうか?実際に開発するときには、プログラムの中にありとあらゆる値が
 登場します。開発者はそれらを間違いがないように整理し、わかりやすくコードを書き、そしてすぐに変更  できるようにしなければなりません。それを助けるための1つの仕組みが変数です。
image.png
②変数の役割
・変数の使いどころを見てみましょう
・左の図のように、”重複する箇所”が多い場合は、右の図のように変数にしておくと便利です
・この文章が後で変更になったとしても、変数を用いていればその変数に代入する文字列を1箇所変更するだけ  で対応することができます
image.png
③変数の注意点
・変数にはいくつか決まりがあります。変数名は基本的に自由に決められますが、Javaでは下図のような決まり
 があります。
・「userName」のように2語以上の変数名を使うときは、単語の始めを大文字にして区切りましょう。
  この記述法をキャメルケースと呼びます。
image.png
④変数名
・変数名を決めるときにまず大事なのは、何のデータをいれる変数なのか
 わかりやすい変数名をつけることです
・何の値が入っている変数かわかりにくい名前は、コードが読みにくくなり、ミスを生む原因となります。
 わかりやすい変数名をつけるよう心がけましょう
image.png

①double型(小数)
・これまで数値は、int型(整数)しか使ってきませんでしたが、小数を表すデータ型も存在します
・そのひとつがdouble型です。重要なデータ型なので覚えておきましょう
 またJavaの世界にはまだ多くのデータ型が存在します。興味のある人は、「Java データ型」といった具合 
 に調べてみてください
image.png
②double型の変数
・整数とは「3」「-39」のように小数点以下を持たない数です。
・対して小数とは「3.28」「-5.7」のように小数点以下を持つ数になります。大きさは同じでも、
 3はint型ですが、3.0はdouble型になります。int型と同様に変数の定義ではデータ型にdoubleを指定しま 
 す
image.png
②小数同士の計算
・double型も数値ですので、下図のように計算が可能です
image.png

①型変換について
・「+」などの操作は同じデータ型同士でないとできません。
 よって型の違うものを演算するときは、型を変換し同じ型にしてあげます。
・Javaではこの型変換の方法として、自動の変換と手動の変換があります。
 まずは自動型変換を学びましょう
下図のようにString型とint型を足すと、int型が自動で”String型”に変換され、文字列の結合が行われます
image.png
②数値の計算の注意点
・数値の自動型変換を学ぶ前に、数値計算における注意点を学びましょう。
・int型同士の計算は結果もint型になり、double型同士の計算は、結果もdouble型になります
※下図でその事実を確認しましょう
 特に、int型の5をint型の2で割ると、結果は「2.5」ではなく「2」となることに注意しましょう
image.png
③計算時の自動型変換
・それでは自動型変換の例を見てみましょう
 int型とdouble型の計算では結果は"double型"になります
これは計算の過程でint型がdouble型に変換されるためです
よって「5 / 2.0」もしくは「5.0 / 2」の結果は2.5になります
5を5.0にするように、整数は必ず小数でも表せるため、Javaが自動で型変換を行ってくれます
image.png

①int型同士の計算
・先ほどint型同士の計算「5 / 2」は2になってしまうことを学びましたが、
 それでは下図のようにint型の変数同士の割り算で、正確な値を出したいときはどうすればよいでしょうか?
image.png
②キャスト
・このようなときは強制的に型変換を行います。これをキャストと呼び、
 下図のように、(変換したいデータ型)値とします。
・int型同士の値から、最終的にdouble型の計算結果を得たい場合、どちらか1つをキャストしてあげましょう 
 (前ページで学んだように、片方がdouble型であれば結果はdouble型になります)
image.png

image.png

0
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0