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記事を書いた経緯としては、フロントエンジニアやWeb開発している人かかわらず、利用する必要性が高いツールだと感じたことと、特に学ぶ機会が自分はなかったため、まとめてみました!

はじめに

この記事では、Google Chromeの検証ツール(DevTools)について詳しく解説します。DevToolsは、Web開発者やデザイナーにとって非常に強力なツールであり、デバッグやパフォーマンス評価、コードの改善などに活用されます。本記事では、DevToolsの基本的な機能や使い方をわかりやすく解説します。

対象者

  • エンジニア初学者
  • フロントエンド技術の学習者

1. DevToolsの起動方法

DevToolsは簡単に起動できます。以下の方法でアクセスします。

  1. Google Chromeを開く。
  2. ページの任意の部分で右クリックして、「検証」を選択する。
  3. キーボードショートカット(Windows: Ctrl + Shift + I, Mac: Cmd + Option + I)を使って起動する。

2. 主な機能

DevToolsには、さまざまな機能が用意されています。ここでは、主な機能をいくつか紹介します。

2.1 Elementsパネル

Elementsパネルは、HTMLとCSSを視覚的に表示する機能があります。要素の構造を確認したり、スタイルを直接変更したりすることができます。ページの特定の要素を選択すると、その要素に関連するHTMLとCSSのコードを見ることができます。また、要素の位置やサイズを調整する際にも役立ちます。
スクリーンショット 2023-08-11 16.17.19.png

2.2 Consoleパネル

Consoleパネルは、JavaScriptのエラーやデバッグ情報を表示する機能があります。開発者はコンソールを使ってJavaScriptのコードをテストしたり、ログを記録したりすることができます。また、コンソールにJavaScriptのコードを入力して実行することもできます。これは、特定の操作を自動化したり、実際のページでの挙動をシミュレートしたりする際に便利です。
スクリーンショット 2023-08-11 16.18.52.png

2.3 Networkパネル

Networkパネルは、ページのリクエストとレスポンスをモニタリングする機能があります。Webページが読み込まれる際に、ブラウザは複数のリクエストをサーバーに送信します。これにはHTML、CSS、JavaScriptファイル、画像、APIへのリクエストなどが含まれます。Networkパネルでは、これらのリクエストとレスポンスの詳細な情報を確認できます。これにより、ページの読み込み速度やパフォーマンスに関する問題を特定し、改善することができます。
スクリーンショット 2023-08-11 16.20.48.png

2.4 Performanceパネル

Performanceパネルは、ページの読み込みや実行時のパフォーマンスを評価する機能があります。Webページのパフォーマンスを最適化することは重要であり、ユーザーエクスペリエンスやSEOにも影響を与えます。Performanceパネルでは、ページの読み込み時間やスクリプトの実行時間、レンダリングの遅延などを詳細に分析できます。また、JavaScriptやCSSのボトルネックを特定して最適化することも可能です。
スクリーンショット 2023-08-11 16.22.30.png

3. Tipsとトリック

DevToolsのさまざまなTipsとトリックを紹介します。

Tip 1: Consoleの使い方

Consoleパネルは、デバッグに非常に役立つツールです。コンソールには、エラーメッセージやログメッセージを表示するだけでなく、JavaScriptコードを実行することもできます。例えば、以下のようにJavaScriptのコードを入力してEnterキーを押すと、その結果を即座に確認することができます。

console.log('Hello, DevTools!');

スクリーンショット 2023-08-11 16.29.05.png

Tip 2: デバイスモードの利用

DevToolsには、モバイルデバイスのエミュレーションモードもあります。これにより、Webページがモバイルデバイス上でどのように表示されるかをシミュレートすることができます。画面サイズやタッチイベントの動作をテストしたり、レスポンシブデザインの確認に活用できます。

1. 左上にあるデバイスボタンを押下した。
スクリーンショット 2023-08-11 16.39.32.png
2. レスポンシブ設定の画面が出てくるため、そちらでデバイスのシミュレーションできます。
スクリーンショット 2023-08-11 16.41.07.png

Tip 3: Networkの履歴をリロードしても残す

Networkの履歴をリロードしても残せる方法があります。これにより、リロード前とリロード後を比較することができます。左上にある「Preserve log」のチェックを入れて、リロードをするとリロードする前の状態も残ったままになります。
スクリーンショット 2023-08-11 16.46.11.png

4. Lighthouseの活用

Lighthouseは、DevToolsの一部として提供されるツールであり、Webページのパフォーマンスと品質を評価するのに役立ちます。Lighthouseは、ページの読み込み速度、アクセシビリティ、SEO、ベストプラクティスなどの側面をテストし、スコアを表示します。

Lighthouseを使うには、DevToolsを開いた状態で、上部のメニューにある「Lighthouse」タブを選択します。その後、「Generate report」ボタンをクリックすると、Lighthouseがページを分析して結果を表示します。
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Lighthouseのスコアは、Webページのパフォーマンス改善に役立ちます。スコアを向上させるためには、以下のような点に注意すると良いでしょう。

  • ページの読み込み速度を向上させるために、画像の最適化やキャッシュの活用を検討する。
  • アクセシビリティを向上させるために、適切なHTML構造やalt属性の追加を行う。
  • SEOを向上させるために、適切なmetaタグの設定やタイトルの最適化を行う。
  • ベストプラクティスに準拠するために、セキュリティ対策やHTTPSの導入を行う。

以下詳細記事です
https://blog.microcms.io/what-is-lighthouse/

4. おわりに

本記事では、Chromeの検証ツール(DevTools)の基本的な使い方と主な機能について解説しました。Web開発において、DevToolsは欠かせない強力なツールですので、ぜひ活用して効率的な開発を行ってください。

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