初歩的なコマンドや意味について、自分でもすぐ見返せるように簡単にまとめてみました。
それぞれのコマンドについてはあまり深堀ってはいません。
Command Line
ようはキーボードの文字だけでコンピューターを操作するもの。コマンド=命令。
正確にはCUIでコマンドを実行したい時、ターミナルを立ち上げたら黒い画面が出てくるが、それのこと(または画面上の行のこと)を指すよう。
単語
ディレクトリ...フォルダのこと
ルートディレクトリ...ファイル階層の最初のディレクトリのこと。それまでのディレクトリは
/
で区切られる。ホームディレクトリ...ユーザーがログインした際の初期位置のディレクトリ。
~
で示される。カレントディレクトリ...現在いるディレクトリのこと
コマンド
touch ファイル名
ファイルを作成するcat ファイル名
ファイルの中身を確認するmkdir ディレクトリ名
ディレクトリを作成する(make directoryの略)cd ディレクトリ名
ディレクトリを移動する。親→子のみ(change directoryの略)cd ..
ディレクトリを移動する。子→親cd
ホームディレクトリへ移動する。pwd
カレントディレクトリ ~ ルートディレクトリまでを確認する(print working directoryの略)ls
カレントディレクトリの中身(ディレクトリやファイル)を確認する(listの略)mv ディレクトリ名(ファイル名) ディレクトリ名
指定したディレクトリに移動させる。先に書いたほうが移動させたいもの。ファイルでもディレクトリでもOK。後に書いたほうが移動先のディレクトリ。(moveの略)mv ディレクトリ名(ファイル名) 新規ディレクトリ名(ファイル名)
ディレクトリ名またはファイル名を変更する。
※同じmvコマンドでも後に書く方に既存のディレクトリ名を書くと移動、存在しないディレクトリ名を書くと改名となる。
cp ファイル名 新規ファイル名
既存のファイルを新しいファイルにコピーする。cp -r ディレクトリ名 新規ディレクトリ名
既存のディレクトリを新しいディレクトリにコピーする。rm ファイル名
ファイルを削除するrm -r ディレクトリ名
ディレクトリごと削除する
Git
Gitはプログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。
(Wikipediaより)
単語
ローカル...自分のPC
リモート...離れたところのPC
リポジトリ...ディレクトリやファイルの変更を管理する場所
コミット...記録すること
リモート...共有ファイルの置き場。Githubなど
プッシュ...リモートに送信 例)Githubにpushする
プル...リモートから受信 例)Githubからpullする
※タイトル通りあくまで自分でこう置き換えたら覚えやすいかな、という考えに基づいています。
コマンド
git init
gitを使う時に初めに入力するもの(initializedの略。初期化の意味)git add
対象となる共有したいファイル(ディレクトリ)の選択git commit -m "メッセージ"
選択したファイルを記録する。
※メッセージはコミットメッセージといい、他の人が見ても分かるように分かりやすく書く。
ここまでで共有する準備が完了する。
git remote add origin URL
リモートに登録するときのコマンド。originはリモート名といい、一般的にはoriginを使う。git push origin master
リモートに登録したあと、ファイルをアップロードするのに使うコマンド。アップロード=プッシュするgit pull origin master
同様にこのアップロードされたファイルをダウンロードするのに使うコマンド。ダウンロード=プルするgit status
どのファイルを変更したかを確認する(変更があったファイルは赤で表示される。また、変更があったファイルのうち、addされたものは緑色で表示が変わる)git diff
変更の内容を確認する(赤色が変更前のコード、緑色が変更後のコードとなる)git log
コミットメッセージ、コミットの履歴を確認するgit log -p
コミットの履歴と変更内容を確認する
ざっとこんなところで。気が向いたら追加していきます。