Linuxのネットワーク設定で見事にハマったので、備忘録・自戒を込めて、Qiitaに残します。
原因はすごく初歩的なことなので、最後まで読まれて「時間の無駄だった!!」と言われても困ります(;^_^A
環境と発生事象
今回ハマった環境は、AlmaLinux 9.3。VMware上に仮想マシンを作成し、AlmaLinuxとK3sを導入して、検証のためにコンテナアプリを導入しようとしていました。
AlmaLinux導入後にSSHを使ったリモート作業で、K3sやコンテナのアプリを導入作業していると、Linuxのネットワークが、2~3分で自動的に切断してしまう事象に当たりました。NetworkManagerを再起動すれば接続は回復するのですが、その後も2~3分で自動的切断してしまうため、作業にならない状態でした。
ネットワークの設定
その時のネットワーク設定の抜粋。この画面を見て、すぐ原因が分かった方は笑ってください。
そして沼にハマった・・・
一度つながったネットワークが、2~3分で切断するのはNetworkManagerが原因なのは過去の経験からわかりました。以前のLinuxであれば、NetworkManagerを無効化して、「/etc/sysconfig/network-scripts」などのネットワークスクリプトで設定していました。
しかし、RHEL9系からはネットワークスクリプト自体が使えなくなってNetworkManagerでの設定が必須。仕方なく解決方法を探します。
「NetworkManager」「自動」「切断」「disconnect」「fail」といった用語で、何度検索したことか。「/etc/NetworkManager/NetworkManager.conf」を何度見直したことか。「journalctl」で詳細を見るために、ロギングを「Trace」までしましたよ。。。
そして、何度もNetworkManagerを再起動し切断されるログを見直しながら、うすうす思ってましたよ。
「なんで dhcp のキャンセル処理が発生するんだろ?固定IP振っているのに。」
今となっては思い出せない
何がきっかけで気づいたか、もう忘れました。「IPv4 CONFIGURATION」のメニューを開いて気づくのです。
「Manual ってあるじゃん。。。」
過去のLinuxでは「DHCP」を無効にしないと、固定IPを設定する画面にならなかったと思うのですが、NetworkManagerって「DHCP」を有効にしたまま、固定IPを設定することができちゃうんですね。そして、その場合はいったん固定IPで接続しながらも、DHCPでIPもリクエストするんですね、、、酷くない??「ク〇UIじゃん」と叫んだのは内緒。
でも、IPv6を無効化するために「IPv6 CONFIGURATION」のメニューで、「Automatic」から「Disabled」にしているので、そのタイミングで気づけなかったのかという情けなさもあります。
以後気を付けます。。。