【Android】JetpackComposeの依存関係とバージョン管理まとめ

JetpackComposeの依存関係とバージョン管理まとめ

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✅ 全体イメージ図（依存関係の流れ）

libs.versions.toml
    ↑
    └─ settings.gradle.kts → versionCatalogs.create("libs") で参照
             ↑
             └─ build.gradle.kts（プロジェクト）→ Gradle全体設定
                       ↑
                       └─ app/build.gradle.kts で libs.androidx.◯◯ を参照
                                 └─ platform(libs.androidx.compose.bom) により
                                     BOM（compose-bom）でバージョン一括管理

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✅ 関連ファイルとその相対パス・定義内容の要約

Jetpack Compose + Version Catalog + BOM構成における、バージョン管理や依存関係の整理対象は以下の通りです。

ファイル名	相対パス	役割／中身の定義要約
build.gradle.kts（プロジェクトレベル）	./build.gradle.kts	プラグインや全体のバージョン管理、libs.versions.toml の参照などを設定
settings.gradle.kts	./settings.gradle.kts	モジュール登録、Version Catalog（libs）の有効化設定あり
build.gradle.kts（モジュールレベル）	./app/build.gradle.kts	実際にライブラリを implementation(libs.◯◯) の形式で記述、BOMの参照もここで行う
libs.versions.toml	./gradle/libs.versions.toml	依存関係の実体（モジュール名 + バージョン）を定義。BOMや個別バージョンもここに記述

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✅ 各ファイルの定義要約

1. build.gradle.kts（プロジェクト直下）

dependencyResolutionManagement {
    versionCatalogs {
        create("libs") {
            from(files("gradle/libs.versions.toml"))
        }
    }
}

→ libs.versions.toml を libs という名前で利用できるようにする定義。

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2. settings.gradle.kts

include(":app")

→ app モジュールをプロジェクトに含める。

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3. app/build.gradle.kts

dependencies {
    implementation(platform(libs.androidx.compose.bom))   // BOMによるバージョン管理
    implementation(libs.androidx.ui)
    implementation(libs.androidx.material3)
}

→ 実際に使う依存関係を libs カタログ経由で参照し、BOMでバージョンを一括管理。

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4. gradle/libs.versions.toml

[libraries]
androidx-compose-bom = { module = "androidx.compose:compose-bom", version = "2023.09.00" }
androidx-ui = { module = "androidx.compose.ui:ui", version.ref = "compose" }

→ ライブラリの名前とバージョンを定義するカタログ。compose-bom の定義もここで行う。

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✅ BOMで統一されたComposeライブラリの実バージョンはどこを見る？

ComposeのBOM（Bill of Materials）を使っている場合、複数のライブラリ（ui, material3, toolingなど）のバージョンは 個別に書かれていない ため、以下で確認します。

🔍 方法1：公式のCompose BOMリリースノートを確認

Jetpack Compose BOM リリースノート

→ 各 BOM バージョンに含まれるすべての Compose ライブラリの実バージョンが一覧で確認できます。

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🔍 方法2：Gradleで依存解決結果を確認（上級者向け）

./gradlew :app:dependencies --configuration releaseRuntimeClasspath

→ 実際にプロジェクト内で解決されたライブラリの具体的バージョン一覧を CLI 上で確認できます。

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🔁 補足：libs.versions.toml でのBOM定義例

[libraries]
androidx-compose-bom = { module = "androidx.compose:compose-bom", version = "2023.09.00" }

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