結論
赤+緑+青=白 だからです。
ですがこれではちょっと説明不足ですね。
本記事では
- カラーコードは16進数
- RGB表色系について
この2つのポイントをおさえて説明しようと思います。
カラーコードは16進数
まずはじめに、#FFFFFFとは6桁にみえますが、実際は
FF + FF + FF の2桁×3の組み合わせです。
16進数は0〜255の256通りを表す数値パターンです。
以下は10進数と16進数の対応テーブルの一部を示しています。
10進数 | 16進数 |
---|---|
0 | 0 |
9 | 9 |
10 | a |
16 | f |
17 | 10 |
31 | 1f |
32 | 20 |
240 | f0 |
255 | ff |
つまり、「FF」とは16進数の最大値を表す256番目の数値。
R(赤)がFF、他の2つが00なら、混じりけのない赤となります。
R, G, Bのそれぞれの色が純度100%の場合のコードは以下の通りです。
RGB表色系について
どうして赤+緑+青=白になるのでしょうか?
これには「光の三原色」という色の法則が関係しています。
この図が示すとおり、
R(赤)、G(緑)、青(B)がすべて混じりけなく均等に交わるとき、
その結果は白になります。
つまり、Rの最大値=FF、Gの最大値=FF、Bの最大値=FFを足すことで、
FFFFFF=白になるということでした。
さいごに
お恥ずかしながら、つい最近まで16進数どころか2進数も知りませんでした。
説明をしてくれた同僚の説明がとても分かりやすかったので、備忘録として残します。
本記事を書いたことで、カラーコードがただの文字列から意味のあるものとして理解できるようになって良かったです。