前置き
Goのプログラムを動かすために必要な動作は以下の4つです。他の言語であればいろいろと省ける部分がありますがGoはこのように動作が多いです。
cdなどを加えると打ち込むコマンドの数はそこそこ多くなるので大変です。
- ディレクトリの作成
- go mod init
- main.goを作成
- main.goにpackageとmain関数を用意する
便利にする
これらを1つのコマンドで実行できるようにすると便利です。そこで以下のような関数を用意しましょう。
function gomake() {
rand=go-test-$(openssl rand -hex 2)
mkdir $rand
cd $rand
go mod init test
touch main.go
echo "package main
func main(){}
" > main.go
code .
}
これを.bashrc
や.zshrc
などに追記しておくと、gomake
というコマンドでGoのプロジェクトを作成できるようになります。
具体的にこの関数が行っていることを説明します。
まずはじめにランダムなディレクトリ名を作成します。これはGoのプロジェクトを作成するたびにディレクトリ名が被らないようにするためです。openssl
コマンドを用いてランダムな文字列を生成しています。
rand=go-test-$(openssl rand -hex 2)
mkdir $rand
cd $rand
次に、この部分ではgo mod init
コマンドを実行して初期化を行ったあと、main.go
を作成し、そこにpackage main
とmain
関数を書き込んでいます。
go mod init test
touch main.go
echo "package main
func main(){}
" > main.go
これはすぐに作業ができるようにVScodeエディタを開くコマンドです。コマンドがない人はVScodeのコマンドパレットからShell Command: Install 'code' command in PATH
を実行すうことでcode
コマンドが使えるようになります。
code .