こんにちは。マル太です!
前回は、リーダブルコードの第11章「一度に一つのことを」についてまとめました。
今回は、第12章「コードに思いを込める」について、Qiitaにアウトプットしていきます。
コードに思いを込めるってどういうこと?
コードは、ただ単にコンピュータに指示を与えるためのものではありません。
他の開発者、そして未来の自分自身に、意図や目的を伝えるためのコミュニケーションツールでもあります。
「コードに思いを込める」とは、コードを理解しやすく、メンテナンスしやすく、そして再利用しやすいように、丁寧に記述することだと、著者は述べています。
コードに思いを込めるための具体的な方法
1.ロジックを明確に説明する
コードを書く前に、まず「何をしたいのか」「なぜそうするのか」を明確にしましょう。
そして、そのロジックをコードで表現する際には、コメントや適切な命名規則などを活用し、理解しやすさを心がけましょう。
※例
// ユーザーの年齢が20歳以上かどうかを確認する
if (user.age >= 20) {
// 20歳以上のユーザーにのみ表示するコンテンツ
}
2.ライブラリを知る
既存のライブラリやフレームワークを活用することで、
コードの記述量を減らし、可読性を向上させることができます。
ただし、ライブラリを使用する際は、その機能や使用方法をしっかりと理解しておくことが重要です。
3.この手法を大きな問題に適用する
複雑な問題を解決する際には、「解決策を言葉で説明する」という手法が有効です。
まず、問題を解決するための手順を、言葉で明確に説明してみましょう。
そして、その説明を基に、コードを記述していくことで、より理解しやすく、保守性の高いコードを作成することができます。
①解決策を言葉で説明する
複雑な処理をコードで記述する前に、
まずは自分の頭の中で、その処理内容を簡単な言葉で説明してみましょう。
言葉で説明することで、ロジックの矛盾や改善点に気づくことができます。
②手法を再帰的に適用する
大きな問題を解決する際には、問題を小さな部分に分割し、
それぞれの部分に対して先ほどの「解決策を言葉で説明する」という手法を適用していくことが有効です。
(ちなみに、上記の①と②はコードを書く以外にも、仕事や私生活の問題解決の際にも役立ちそうだなと思いました。)
まとめ
コードに思いを込めることで、他の開発者とのコミュニケーションを円滑にし、開発効率を向上させることができます。
今回紹介した方法を参考に、可読性が高く、メンテナンスしやすいコードを書けるようになりたいものです。
次回は、第13章「短いコードを書く」についてまとめます。