今までVALUE-DOMAINを使ってきたのですが、EC2を使うケースが増えてきたので、ドメインも一括してRoute 53で申請してみました。他で取ってRoute 53で運用しようと思ったのですが、いつのまにか申請もできるようになったのですね。レジストラはGandiがやっているみたいです。
ちなみに、汎用JPドメインの料金は年額で90USDです。これはかなり高いです。NTTPCの名づけてねっとよりも高いです。
1.Amazon Route 53のダッシュボードへ移動
https://console.aws.amazon.com/route53/home?region=ap-northeast-1#Dashboard:
2.ドメインを申請
左側メニューの「Registered domains」を開いて、「Register Domain」をクリックします。
Registrant Contact
必要情報を記入。
ただし、猛烈注意事項がありますので、別途後述します。
My Registrant, Administrative and Technical Contacts are all the same
「Yes」を選択します。
Privacy Protection
「Hide」を選択します。
全部記入したら画面を進めて、「Complete Perchase」をクリックします。
Go To Domainsをクリックするとドメイン一覧画面に移動できます。
WHOISに公開される情報
ここが猛烈注意事項です。日本のレジストラだと個人情報を非開示にできますが、Gandiで汎用JPはちょっと微妙な挙動を見せていました。常にこうなるとは限りませんので、参考程度に……
ちなみに、Privacy Protectionは「Hide」にしています。
18:50(JST) Route 53経由で申請完了
↓
JPRSのWHOISで確認
項目 | 開示内容 |
---|---|
名前 | 個人情報が開示される |
Name | 個人情報が開示される |
Gandiの情報 | |
郵便番号 | 個人情報が開示される |
住所 | 個人情報が開示される |
電話番号 | 個人情報が開示される |
最終更新 | 19:09:03 (JST) |
↓
JPRSのWHOISで確認
項目 | 開示内容 |
---|---|
名前 | 個人情報が開示される |
Name | 個人情報が開示される |
個人情報が開示される | |
郵便番号 | Gandiの情報 |
住所 | Gandiの情報 |
電話番号 | Gandiの情報 |
最終更新 | 20:06:48 (JST) |
ご覧のように、申請後、約20分で登録されていました。ただし、個人情報が大公開されています。そして、なぜかメールアドレスだけはGandiのアドレスになっていました。
さらに1時間後に、個人情報がGandiの情報に書き換わっていました。ですが今度はメールアドレスが開示されます。
これがシステム上の仕様なのか、単なる操作ミスなのかは不明ですが。どちらの場合であっても開示される可能性があるってことで、個人で申請される方は気にしながら登録した方が良さそうです。
また、名前とメアドはどちらにしても開示されるようなので、名前はどうしようもないですが、メアドは専用のアドレスを使った方が安全ですね。