今年、初めて PHPerKaigi 2022 (2022/04/09〜4/11) に参加しました。
とても勉強になったし楽しかったです。
コロナ時代になって良いことなんて何もなさそうですが、こうしたイベントに奈良の田舎者が参加できるようになったというのはとても良いことでして、奈良の田舎者が簡単にイベントに参加できる喜びは嬉しい限りです。
コロナ前から PHPerKaigi のことは知っていましたが、東京まで出ていくのはとてもハードルが高かったのです。
こうしてオンラインで参加できると本当に嬉しい。
参加費用がある程度かかったって、東京までの交通費のことを思ったら全然痛くないし、ノベルティがあんなにたくさん届いたら、なんか申し訳なくなるぐらいでした。
オンラインなので、直接いろいろな方々とコミュニケーションを取ることはできませんでしたが、Discard やコメントなどで結構面白くやりとりができて楽しかったです。
逆にリアルに会場に行ってひとりぼっちでいるよりもコミュニケーションできていたかもしれません。
次に特に感激したトーク・アンカンファレンスについて書きます。
「予防に勝る防御なし - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント」
@t_wada さんの 「予防に勝る防御なし - 堅牢なコードを導く様々な設計のヒント」 では、肺炎からの病み上がりだというのに丁寧に解説いただきました。(僕も経験があるけど、肺炎って本当に苦しいんですよ。そしてまともに戻るまでに時間がかかるんです。ほんまにしんどかったと思います。@t_wada さんありがとうございました)
トークでは堅牢なコードを書くための手法を順次説明していただきました。自分でもすでにやっている部分もありましたが、わかっていなかった部分も気づいていなかった部分もあり、勉強になりました。
中でも、正当性と堅牢性の話、それらをどこのレイヤーで担保するのか?という話は「なるほど」と思いました。
外界からやってくるものに対しては堅牢性を、ユースケース層やドメイン層では正当性を重んじるということ。
あと、PHPでインスタンスの __construct
を呼べるというのは知りませんでした。びっくりしました。なんで呼べるんだ?ってなりました。
出張 Symfony Meetup がよかった
day1 の午後には、Track3 のアンカンファレンス枠で、 @ippey_s さんが、出張 Symfony Meetup を開催してくださったので、そこにも参加しました。
アンカンファレンスは zoom で参加するようになっていて、強いエンジニアの皆さんと直接やりとりすることができて、楽しかったですしとってもタメになりました。
Symfony の DIコンテナは PHP フレームワークの中でも最強。ということがよくわかりました。
レイヤードアーキテクチャで、依存性逆転の法則を適用するような場合にもしっかり対応できるんです。
レイヤーごとにリポジトリを分けて、Composer で require している場合でも、service.yaml
に記述してやれば、DI の対象として組み入れることができます。
その他、開発上のちょっとした tips などを色々教えていただきました。ありがとうございました。
最後に
他にもたくさんのトークを聞かせていただきました。
まだ見ていないトークもたくさんあるんですが、1ヶ月後までタイムシフトで見られるので、ぼちぼち追いかけていこうと思っています。
開催者やスタッフの方々のご尽力のおかげで楽しいカンファレンス体験をすることができました。
厚くお礼を申し上げます。
田舎者の私からは、たとえコロナが収束してもオンラインでの開催を続けていただきたいです。
それとアンカンファレンスはとてもよかったので、こちらもぜひ続けてください。
ありがとうございました。よろしくお願いします。