今日(2018/11/07) に Sencha が発表した、Community Edition ライセンス 。個人開発者に朗報だと思いますが、その内容が気になって、Sencha Community Edition のライセンス条項を読んでみました。
Community Edition に関する部分は、ライセンス条項の
- ADDITIONAL LICENSE TERMS APPLICABLE TO THE COMMUNITY EDITION
に書かれています。
事細かく書かれているので、詳しくは原文を当たって欲しいのですが、簡単に言うと次のような条件になるようです。
- Community Editionには、Sencha Ext JSに含まれるすべてのソフトウェアパッケージは含まれていません。
- Ext JS Classic、Ext JS Charts、および多くのExt JSフォントとテーマは含まれていません。
- Community Editionライセンスは、累積年間収益(非営利団体、政府機関または個人開発者の場合)または寄付金(非営利団体の場合)がUSD $10,000 を超えない場合にのみ適用されます。
- 個人の開発者の場合、あなたが1年間に行ったすべての契約作業の収益は、(Community Editionがすべてのプロジェクトに使用されているかどうかにかかわらず)しきい値を超えてはなりません。
Classic ツールキットは使えないということなので、利用できるのは Modern ツールキットのみ。Chart も使えませんよ、ということですね。
あと、収益が 1万ドル以下という条項は、Ext JS で作ったプロジェクトに限らず、すべての売上の合計が1万ドル以下ということだそうです。それで飯を食っている開発者は、対象から外れてしまいますね。
Community Edition を手に入れるにはどうしたらいいのですかね。次のページあたりがそれになるのかな?
https://www.sencha.com/products/extjs/evaluate/opentooling/
【追記】 ちゃんと本文中にリンクがありましたね。次のページからダウンロードできます
僕はライセンス持っているので、申し込もうとは思わないので、だれかチャレンジして入手できたら入手方法とか教えてください。
参照
日本語版の公式記事も発表されました。