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SPLを利用せずに分析したい! Splunk ピボット機能使ってみた

Last updated at Posted at 2020-12-10

はじめに

Splunk 初心者にとってネックになるのが SPL言語になります。比較的簡単な言語なので慣れると非常に便利なのですが、普段使わないユーザーにとっては、分析する際の壁になってしまいます。

コマンド打ちたいわけじゃない!分析がしたいんだ!

そんな時はピボット機能を使ってみましょう!

Step1 : ピボットで利用するためにテーブルビューを作成

これは、ピボットで利用するためのデータを指定する作業になります。Excelでもピボットを利用する前にデータ範囲を指定しますよね。これと同じです。

(補足)ちなみに Splunkに詳しい方であればデータモデルでも同じようにピボット機能を利用できます。

「データセット」タブを選択して、「テーブルビューの作成」を選択します。
image.png

次に、対象のデータが入っているインデックスとソースタイプ(複数指定可)を選択します。
image.png

次に、分析したいフィールドを選択します。(複数指定可)
image.png

指定したデータが表示されます。ここで最後にデータの加工ができます。
例えば、null値を変換したり、一定の値以上だけにフィルターしたりなどです。(ほとんどの操作がGUIで可能です)
image.png

テーブルビューができたら、「保存」ボタン!

image.png

これで準備は完了です。

ステップ2 : ピボット作成

作成したテーブルビューは、「データセット」タブから選択できます。対象のデータセットの「アクション」に「ピボットで可視化」を選択します。

image.png

ピボットの編集画面になりますので、列に action, 行に clientipを選択してみます。
image.png

列値に productIdを選択すると、対象の productId リストが表示することも可能です。
image.png

もう一度、count数に戻して、ヒートマップで表示もできます。
image.png

フィルター条件を追加することも可能です。
image.png

左側のペインから、グラフを選択すると、様々な可視化が可能です。
image.png

image.png

image.png

保存

分析した結果はレポートやダッシュボードに保存可能です。

image.png

一度保存したレポートをピボットで再編集することも可能です。
image.png

最後に

如何だったでしょうか? SPLを知らなくてもかなりの分析はできるようになります。
もちろんSPLを知っていた方が、できることは多いですが。 Splunkのライトユーザーはこちらから初めてみては如何でしょうか?

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