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LIGAdvent Calendar 2017

Day 13

エンジニアリングと写真

Last updated at Posted at 2017-12-12

僕はLIGのフロントエンドエンジニアという肩書なのだけれど、同時に自社の事業の一つである旅と音楽で彼らのライブ写真を撮らせてもらっている。
ライブの写真を撮ることだけについて言えば、彼らに限らず色んな方を撮ってきた。
ライブフォトグラファーと名乗るにはおこがましいが、現時点で思っていることをほんの3つに分けて、少しだけれどここに書き留めようと思う。

瞬間

まず、僕の機材はsony α7sに55mmの単焦点だ。他は持ち込まない。
これはこれ以上望遠のレンズを持ち合わせていないからという理由以外に、もう一つ大きな理由がある。
それは、一番演者といい距離にいられるからだ。
フロアの一番エネルギーのあふれるエリア。そこから見え、感じられる景色を切り取ることは僕にとって一番高揚する瞬間だ。
僕はその瞬間、特に演者の表情を撮る。

これは批判ではないとこを最初に言っておきたいのだけれど、後ろから撮るより、熱を感じながら撮るほうがきっと楽しいのだ。
もしかして望遠レンズを持っていたら、また違うかもしれないが、今はそうだと言っておきたい。
だから他の客と同じように、体を揺らしながらその瞬間を見ている。

しかし、初見や好きになる前の状態ではほとんど失敗する。
ブレるから?ピントが合わないから?
いや、写真がどうとかではなく、本質がだ。
なぜかというと、そこに愛がないからだ。
演者の想いやフロアの熱を理解しないまま撮るものはなんだかうまく切り取れない。

でも愛があれば現像の瞬間まで向き合うことができる。
だから愛することができるよう、考える。

旅と音楽も愛している。
野田クラクションべべーのステージは愛しているからもっとこうしなよって毎回思う。
嘘、本当は観音クリエイションさんのトラックが好きだ。

影響

写真は制作のインスピレーションに大きな影響を与える。
制作でも愛がないとだめだと思う。

サイトの目的や本質を理解し、想いを感じることができれば、アニメーションなどの演出も愛を持って制作できると思っている。
そんなクライアントと出会いたいという一方通行、上から目線は置いておこう。

でも愛があれば納品のその瞬間まで向き合うことができる。
だから愛することができるよう、考える。

最後

これが僕の広義に捉える制作への持論である。
もし撮らせてみたいと思う方が出てきてくれたら幸いに思う。

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