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エンジニア未経験転職後、約1年半でAWS資格 10個取得してみた

Last updated at Posted at 2024-04-30

簡単な経歴

大学卒業後、新卒で食品製造販売の会社に入社し販売部で約7年間勤めました。
当時29歳、将来のことを考えたときに現職では得られない技術的なスキルを身につけたいという気持ちが強くなり、未経験ながらも思い切ってIT業界に転職し、本記事執筆時点で約2年が経過している30代前半のおっさんです。

転職後はSESとしてお客様先に常駐し、今まで運用していた自動音声案内システムをAWSを使ったシステム(Amazon Connectを使用)へ移行するという案件に携わることになりました。「AWSに関わるのだから事前に知識をインプットしなくては!」という気持ちでAWSの勉強を始めたところ「AWSって面白いな~」となりました。「せっかく勉強するのだから資格取得を目指そう!」…そんなわけでAWS認定資格取得の道を歩むのだった。

この記事の目的

・AWS認定資格に興味がある
・未経験だけどAWS認定資格にチャレンジしてみたい
・AWS認定資格を勉強中だけどどのように進めれば効率がいいのか分からない

このような方に向けて自身の経験を踏まえたお話をさせていただき、参考になれば幸いです。
資格取得の記録として残しておきたいという気持ちもあったり…

資格取得状況

現在私が保持しているAWS認定資格は以下の通りです。
スクリーンショット 2024-04-20 224929.png

認定資格 取得日 スコア 結果
Cloud Practitioner 2022-11-06 784 合格
Solutions Architect - Associate 2022-12-25 752 合格
Developer - Associate 2023-02-04 743 合格
SysOps Administrator - Associate 2023-03-04 774 合格
Security - Specialty 2023-04-15 837 合格
Database - Specialty 2023-05-13 803 合格
Solutions Architect - Professional 2023-09-30 799 合格
DevOps Engineer - Professional 2023-12-02 829 合格
Data Analytics - Specialty 2024-02-17 806 合格
SAP on AWS - Specialty 2024-03-02 832 合格

※上記の認定資格を取得する以前に
・Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11
・ORACLE MASTER Bronze DBA 2019
・LPIC LEVEL1

これら資格を取得済です。
そのため、オブジェクト指向プログラミングやデータベース、サーバーの知識はうっすらと頭に入っていますよ~状態でした。
それ以外はAWSに関して完全未経験でスタートしています。

AWS認定資格とは

スクリーンショット 2024-04-20 171602.png

本記事執筆時点(2024/04/20)で上記のような認定資格があります。

SPECIALTYの「Database」と「SAP on AWS」は2024年4月末で廃止です。


各カテゴリーの難易度イメージは以下のようになっています

資格カテゴリー 難易度 合格点 経験目安
FOUNDATIONAL 700 / 1000点 不要
ASSOCIATE 普通~難 720 / 1000点 1年以上
PROFESSIONAL 高難 750 / 1000点 2年以上
SPECIALTY 750 / 1000点 5年以上

初見の場合、FOUNDATIONAL < ASSOCIATE < PROFESSIONAL < SPECIALTY
という難易度イメージを受けるかと思いますが、SPECIALTYは専門知識というカテゴリーになります。学習するAWSサービスの範囲が狭い代わりに問われる内容が深くなるという認識で大丈夫です。当然ながら簡単ということではなく、各サービスに対する深い知識が必要です。
一方でPROFESSIONALは学習するべき範囲は広く、深さもある程度大きなものになりますのでしっかりとした対策が必要になります。

全ての資格において前提条件はありません。
例えばPROFESSIONALの資格を受験するためにASSOCIATEの資格は不要です。

認定資格のあれこれ(資格名クリックで展開します)

FOUNDATIONAL

Cloud Practitioner

資格バージョン CLF-C02
試験時間 90分
問題数 65問
費用($ / 円) 100 USD / 15,000 JPY

試験内容 割合
クラウドのコンセプト 24%
セキュリティとコンプライアンス 30%
クラウドテクノロジーとサービス 34%
請求、料金、およびサポート 12%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

AWSの主要サービスについて基礎的な知識を問われます。
ASSOCIATE資格にも活かせるので、初めてAWSを学習する方はまずこの資格取得を目指しましょう。エンジニアはもちろん、営業職の方にもおすすめな資格です。

試験対策

私が使用した書籍は以下の通りです。

一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー[C02対応]直前対策テキスト

┗初めてAWSを学習する方でも要点が分かりやすく抑えられています。
 読み進めていっても疲れにくく、効率よく学習することができた印象です。
 この1冊でも合格することが可能なくらいの内容です。
 ※レビューがよろしくないですが、事実私はこちらの書籍を利用して合格しています。


AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻
CloudTech制作委員会シリーズ

┗こちらはKindleの電子書籍のみですが、なんと無料です。
 スキマ時間にスマホで知識をインプットできるので効果的に学習を進められます。
 ダウンロードすることをおすすめします。

ASSOCIATE

Solutions Architect

資格バージョン SAA-C03
試験時間 130分
問題数 65問
費用($ / 円) 150 USD / 20,000 JPY

試験内容 割合
セキュアなアーキテクチャの設計 30%
弾力性に優れたアーキテクチャの設計 26%
高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 24%
コストを最適化したアーキテクチャの設計 20%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

AWSのサービス全般が広く浅く問われるイメージです。
覚える範囲が広いので最初は大変かもしれませんが、Cloud Practitionerを合格しているとある程度効率よく学習できるかと思います。
「コスト効率」や「可用性」といったキーワードは重要です。

試験対策

Ping-tというWeb学習サイトをおすすめします。
現在AWSに関する教材はSolutions Architect - Associateのみ提供となっていますが、約670問の問題集が無料で提供されています。
UI(操作性)も良く、回答の解説も丁寧です。私はPing-tを使用しながら理解が難しい箇所は公式ドキュメントやYouTube等で知識の補完を行いました。

・Ping-tはこちら


Developer

資格バージョン DVA-C02
試験時間 130分
問題数 65問
費用($ / 円) 150 USD / 20,000 JPY

試験内容 割合
AWS のサービスによる開発 32%
セキュリティ 26%
デプロイ 24%
トラブルシューティングと最適化 18%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

主に開発者向けの資格となっています。
そのためSAAと比べると出題範囲が開発関係のサービスに偏ったものになるため、さらに一歩踏み込んだ内容の理解が必要となります。
試験ガイドの記述によると、以下の知識が推奨されています。
・AWSサービスAPI、AWS CLI、およびSDKを使用したアプリケーションの
 開発および保護

・CI/CD パイプラインを使用した AWS でのアプリケーションのデプロイ

試験対策

書籍は以下を使用しました。

ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応]

┗DVA試験で学習するべきサービスが分かりやすく記述されています。
 章末にサンプル問題があるので理解度を試すことができるのに加えて本番を想定した
 問題セットが用意されているので、試験対策本としては充実した一冊だと思いました。


さらに問題集としてCloud LicenseというWeb学習サイトを利用しました。
7問1セットの問題集となっており、回答後はすぐに解説を確認することができるため理解が足りない部分を効率よくインプットすることができます。私はよく通勤電車の中で活用していました。
おそらくAWSの資格勉強をされている多くの方が御用達のサイトになっているため、うまく使うことで合格への近道になることでしょう。

Cloud Licenseこちら

Cloud Licenseの利用は有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となります。


SysOps Administrator

資格バージョン SOA-C02
試験時間 130分
問題数 65問
費用($ / 円) 150 USD / 20,000 JPY

試験内容 割合
モニタリング、ロギング、および修復 20%
信頼性と事業の継続性 16%
デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション 18%
セキュリティとコンプライアンス 16%
ネットワークとコンテンツ配信 18%
コストとパフォーマンスの最適化 12%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

主に運用担当者向けの資格となっています。
安全で適切なシステム開発や運用を行うためのAWSワークロードやネットワーク、セキュリティーサービスなどの知識が問われます。

※SOAは2023年3月28日まで試験ラボというAWSのコンソール画面を実際に操作する問題が出題されていましたが現在は無くなっています。しかしこれは一時的なものなので、今後試験ラボが再開される可能性があります。この試験ラボがあったがために難易度が高いという風潮もありました。今後試験ラボが再開される場合は、実際にAWSコンソールからS3を作成してみるなど対策はしておく方が良いでしょう。

試験対策

書籍は以下を使用しました。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト

┗サービスの内容が図示されており分かりやすいないようとなっています。
 ただし、問題自体のレベルは本番よりも簡単なように思いますので別途問題集を
 併用すると効果的です。

問題集はCloud LicenseというWeb学習サイトを利用しました。
7問1セットの問題集となっており、回答後はすぐに解説を確認することができるため理解が足りない部分を効率よくインプットすることができます。私はよく通勤電車の中で活用していました。
おそらくAWSの資格勉強をされている多くの方が御用達のサイトになっているため、うまく使うことで合格への近道になることでしょう。

Cloud Licenseこちら

Cloud Licenseの利用は有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となります。


Deta Engineer

資格バージョン DEA-C01
試験時間 130分
問題数 65問
費用($ / 円) 150 USD / 20,000 JPY

試験内容 割合
データの取り込みと変換 34%
データストア管理 26%
データ運用とサポート 22%
データセキュリティとガバナンス 18%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

2024年3月にリリースされたASSOCIATEカテゴリの認定資格です。
以前存在していた認定資格Data Analytics – Specialty(DAS)がベースになっています。
そのため合格することでデータの収集や蓄積、処理、分析に関する深い理解があると証明できます。

公式の概要では
"コアデータ関連の AWS サービスに関するスキルと知識や、データの取り込みと変換、プログラミングの概念を適用しながらのデータパイプラインのオーケストレート、データモデルの設計、データライフサイクルの管理、データ品質の確保といった能力を検証します。"

試験対策

※未取得のため随時更新します:bow:

PROFESSIONAL

Solutions Architect

資格バージョン SAP-C02
試験時間 180分
問題数 75問
費用($ / 円) 300 USD / 40,000 JPY

試験内容 割合
複雑な組織に対応するソリューションの設計 26%
新しいソリューションのための設計 29%
既存のソリューションの継続的な改善 25%
ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速 20%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

ASSOCIATEカテゴリのSAAの上位資格です。より複雑・多様な環境でAWSアプリケーションの設計やデプロイ、評価を行う知識が求められます。すでに実務でAWS環境の設計や提案を経験しており、さらなるスキルアップを目指す人が挑戦したい資格となっており、AWS認定の中でも最難関の資格となっています。

試験対策

前述の通りこちらの資格はSAAの上位資格のため、SAAに合格してから挑戦することをおすすめします。

対策としてはCloud Licenseを問題集として活用し、繰り返し問題を解きましょう。多くのサービスについて網羅している必要がありますので、分からない箇所はその都度公式ドキュメントやYouTube等のコンテンツを利用しインプットしましょう。

また、長文の問題が数多く出題され、試験時間も180分と長いです。試験前日は睡眠時間を多めに確保するなど、体調管理は万全にしておくことも重要です。

Cloud Licenseの利用は有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となります。


DevOps Engineer

資格バージョン DOP-C02
試験時間 180分
問題数 75問
費用($ / 円) 300 USD / 40,000 JPY

試験内容 割合
SDLC のオートメーション 22%
設定管理と IaC 17%
耐障害性の高いクラウドソリューション 15%
モニタリングとロギング 15%
インシデントとイベントへの対応 14%
セキュリティとコンプライアンス 17%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

ASSOCIATEカテゴリのSOAとDVAの上位資格です。高度な開発知識と運用知識、最新の運用・開発プロセスの理解が求められます。合格することで安全でコンプライアンスに準拠した、効率的なシステムを迅速に提供するプロフェッショナルとしての証明となります。

試験対策

前述の通りこちらの資格はSOAとDVAの上位資格のため、SOAとDVAに合格してから挑戦することをおすすめします。

対策としてはCloud Licenseを問題集として活用し、繰り返し問題を解きましょう。分からない箇所はその都度公式ドキュメントやYouTube等のコンテンツを利用しインプットしましょう。

また、長文の問題が数多く出題され、試験時間も180分と長いです。試験前日は睡眠時間を多めに確保するなど、体調管理は万全にしておくことも重要です。

Cloud Licenseの利用は有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となります。


SPECIALTY

Security

資格バージョン SCS-C02
試験時間 170分
問題数 65問
費用($ / 円) 300 USD / 40,000 JPY

試験内容 割合
脅威検出とインシデント対応 14%
セキュリティロギングとモニタリング 18%
インフラストラクチャのセキュリティ 20%
Identity and Access Management 16%
データ保護 18%
管理とセキュリティガバナンス 14%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

セキュリティエンジニア向けの資格です。AWSにおける専門的なデータ分類やデータ保護メカニズム、データ暗号化方法などのセキュリティソリューションに関する知識が幅広く問われます。取得することでAWS環境全般におけるセキュリティスペシャリストとしてのスキルを証明できます。
AWSにおいてセキュリティは最優先事項となっているので、こちらの資格はASSOCIATEカテゴリを取得後に挑戦しても良いでしょう。実際に私もASSOCIATEの資格をすべて取得してからSCSを受験しました。

試験対策

書籍は以下を使用しました。

要点整理から攻略する『AWS認定 セキュリティ-専門知識』

┗AWSセキュリティに関するサービスごとに分かりやすく説明されており、巻末の練習問題で理解度もチェックできます。別途で問題集を活用するとしても、分からない箇所はこちらの書籍で確認するという使い方もできます。

問題集はCloud LicenseというWeb学習サイトを利用しました。
7問1セットの問題集となっており、回答後はすぐに解説を確認することができるため理解が足りない部分を効率よくインプットすることができます。私はよく通勤電車の中で活用していました。
おそらくAWSの資格勉強をされている多くの方が御用達のサイトになっているため、うまく使うことで合格への近道になることでしょう。

Cloud Licenseこちら

Cloud Licenseの利用は有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となります。


Machine Learning

資格バージョン MLS-C01
試験時間 180分
問題数 65問
費用($ / 円) 300 USD / 40,000 JPY

試験内容 割合
データエンジニアリング 20%
探索的データ分析 24%
モデリング 36%
機械学習の実装と運用 20%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

機械学習エンジニアやデータサイエンティストなど、AI開発に携わるエンジニア向けの資格です。AWSでの機械学習モデルの構築やトレーニング、チューニング、デプロイに関する専門知識の証明になります。

昨今話題のChatGPTの影響もあり、機械学習の需要が高まっているため、こちらの資格取得のために学ぶ内容は世の中のニーズを満たすために有用かと思われます。

試験対策

※未取得のため随時更新します:bow:


Advanced Networking

資格バージョン ANS-C01
試験時間 170分
問題数 65問
費用($ / 円) 300 USD / 40,000 JPY

試験内容 割合
ネットワーク設計 30%
ネットワーク実装 26%
ネットワークの管理と運用 20%
ネットワークのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス 24%

・試験ガイドはこちら

どんな感じの資格?

AWSにおける高度なネットワーク構築を行うエンジニア向けの資格です。一般的な知識よりもAWSに特化したネットワークの知識が多く問われるため、取得することでAWSネットワークへの専門性や高い設計力、AWSサービスの統合に関する知識を証明できます。

巷ではSAPに匹敵するレベル(もしくはそれ以上)で高難易度の資格だと言われています。ネットワークの知識が疎い場合はしっかり対策する必要があります。

試験対策

※未取得のため随時更新します:bow:


※「Database」と「SAP on AWS」は廃止となるため省きます。

合格するために意識したこと

まずは情報収集

資格対策本や問題集を手あたり次第に漁るのではなく、まずは実際に合格をしている方がどのような勉強や対策を行ってきたのかという情報をインプットすることが大切です。
いくつか情報を集めると自ずと有用な対策方法が決まってくると思いますので、あとは自分に合った勉強方法で無理なくコツコツと進めていくことです。

積極的に問題を解く

私自身もそうだったのですが、資格勉強の際にどうしてもやりがちなのがまずは参考書を最初から最後まで読み込もうとすることです。読み切ったときは「よし、一通り読んだぞ!」という気持ちになりますが、いざ問題に取り組もうとすると分かっていないことがほとんどです。時間をかけた割には効果が薄いという、いわゆるタイパが悪いです。

参考書は読むとしてもサッと流し見程度にして、なるべくすぐに問題に取り組むことを強くおすすめします。その中で分からない箇所が出てきたときに参考書を読む方が圧倒的に効率がいいです。

そして問題は何度も何度も反復して取り組みましょう。今日やった問題を明日もまたやって、明後日もまたやって、というように繰り返し取り組むことで頭の中に確実に定着させることを意識しましょう。色々な問題を多く解いて浅い理解をするよりも、ある程度の数の問題を回答理由含めて確実に理解しているほうが他の問題にも活かせる場面がよくあります。


以下に私が実際に活用したWeb問題集をまとめます。
問題集 解説
AWS公式
練習問題
全てのAWS認定資格に用意されているAWS公式の問題集です。
以前は有料だったようですが、現在は無料で利用できるため、
利用することを強くおすすめします。

※左のリンクはAWS認定の公式ページとなります。
受験したい認定バッチをクリックした先のページに
公式練習問題のリンクがあるのでそちらから利用できます。
Ping-t こちらはSolutions Architect - Associateのみ対象になりますが、
無料で約670問の問題が提供されています。
SAA取得を目指している場合は利用して損はないです。
Cloud
License
AWS認定資格を勉強している人御用達のWeb問題集です。
有料会員登録(ベーシック:4,080円、プロフェッショナル:4,580円)
が必要となり、利用可能期間は課金から90日間となりますが、
豊富な問題数と、1セット7問という手軽さでスキマ時間を
有効活用できます。新しい問題セットも随時追加されている
ようなので、基本的には新しい問題セットから利用する方が
良いです(古い問題は現在のAWSにおいてアンチパターンの
可能性もあります。適宜公式ドキュメント等で確認しましょう)。

動画を利用する

理解が難しい場面に遭遇した際に参考書で補完するのも良いのですが、是非YouTube等の動画コンテンツを利用することをおすすめします。昨今、AWS認定は非常に人気となっていますのでYouTubeに有益な動画が多くアップロードされています。
そして個人的な理由として、動画は目で見て耳で聞くという身体の2か所から情報をインプットしているので、記憶にも定着しやすいと感じています。

問題文は目的を見る

ケアレスミス防止の観点になります。
試験中は多くの問題を解く中で、緊張も相まってどうしても疲れや集中力の切れが発生してくる時があるかもしれませんが、問われている目的を抑えるように意識しましょう。

例えば
コストを最小限に~」、「ダウンタイムをできるだけ最小に~」、「高可用性の構成を実現するには~」、「リアルタイムでの分析をしたい~」

というような課題を達成するための目的キーワードを必ず抑えることです。大体問題文の最後の方に記載されています(必ず記載があるわけではないです)。
問題文を見るときに、まず上記のようなキーワードを確認してから読み始めるのもいいですね。
ちなみに私は勉強中によくやらかしていました・・・

AWSの立場で考える

これはどうしても選択肢に迷ったときの私の考え方です。

以下のような場面です
「2択まで絞れたけどどちらも正解に思える…」
 ↓
「AWSの立場ならどちらを選んでほしいだろうか」

・RDSならAuroraを選択した方がベストプラクティスに近いか
・EC2で運用するよりはLambdaを使ったサーバーレス構成の方が良さそうだ

「サービスの知識を頭に入れておけよ!」という話ですが、合格するための考え方としてはこのようにAWS側の立場ならどのように設計や運用をしてほしいかを意識するのもテクニックとしては大切です。というよりAWS側も「なるべくこうやって設計や運用してね!」というベストプラクティス集を提唱しているので重要な考え方です。

おわりに

本記事をお読みいただきありがとうございます。
記事投稿は初でしたので読みづらい箇所も多々あったかと思いますが、AWS認定について何か一つでも参考になりましたら幸いです。

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