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AWS SESで遭遇したエラーまとめと考察

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AWS SESを利用してメール送信機能を実装している際、下記の2つのエラーに遭遇しました。ここでは各エラーの内容と、それに対する調査結果および今後の対応方針についてまとめます。

エラー1: BadRequestException: Local address contains control or whitespace

エラー内容

  • エラーメッセージ
    BadRequestException: Local address contains control or whitespace
    → ローカルアドレスに制御文字または空白が含まれているというエラーです。

調査内容

  • 調査方法
    対象のテーブルから不正なメールアドレスが存在しないか確認しましたが、問題となるメールアドレスは発見できませんでした。
  • 現状の課題
    テーブル上に不備がないため、エラー発生の根本原因が判明していません。
    ※入力データのバリデーション処理や、AWS SES側での内部処理に起因する可能性も考慮する必要があります。

今後の対応

  • さらなるログ出力や、メールアドレスの正規化処理の追加検討
  • AWS公式ドキュメントやフォーラムで類似事例の確認

エラー2: BadRequestException: 1 validation error detected: Value at 'content.template.templateData' failed to satisfy constraint: Member must have length less than or equal to 262144

エラー内容

  • エラーメッセージ
    BadRequestException: 1 validation error detected: Value at 'content.template.templateData' failed to satisfy constraint: Member must have length less than or equal to 262144
    → テンプレートデータとして渡している内容が、262144文字(約256KB)の上限を超えているために発生しています。

調査内容

  • 調査方法
    テンプレートに渡しているデータ量を確認したところ、指定された上限を超えていることが判明しました。
  • 現状の課題
    渡すデータが大きすぎるため、AWS SESのバリデーションに引っかかってしまっています。

今後の対応

  • テンプレートに渡すデータ量の見直しおよび圧縮や分割処理の検討
  • メール送信機能の仕様の再評価、もしくはテンプレートデータの構造改善

まとめ

今回の調査では、1件目のエラーは原因が不明のためさらなる調査が必要であり、2件目のエラーについてはテンプレートデータのサイズ超過が原因であることが明確になりました。これらの知見を踏まえ、以下の対応を進めることが求められます。

  • エラー1について: 入力データの再チェックと、AWS SES側の動作確認を実施する。
  • エラー2について: メール送信機能の仕様を見直し、テンプレートデータ量の最適化を図る。

AWS SESの利用にあたっては、エラーメッセージやバリデーション制約を正確に把握し、適切な対策を講じることが重要です。今後も引き続き、ログの精査や仕様見直しを行い、安定したメール送信システムの構築を目指します。


以上、AWS SESでのエラー対応の経緯と今後の課題についてまとめました。読者の皆様も同様の問題に直面された際の参考になれば幸いです。

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