はじめに
_VariadicView のリジェクト事例、検索してみるとほとんど引っかからないですよね。
ちなみにググった中で一番明確に審査について言及していたのはこちらでした。
Yes apps will be approved. It just means they are not part of the documented public API which means they could change without any deprication warning. But _VariadicView is commonly used in SwiftUI, such as in VStack/HStack (See the .swiftinterface of SwiftUI) so it is quite safe to use.
でも、ここでも「審査に通った」と明言しているわけではないんですよね
本当に大丈夫なのかな?とずっと疑問でした。
というわけで試しに個人開発アプリで申請してみました💪
結果
なんと無事通りました🎉🎉🎉
意外といけるものですね。
プライベート API を使用する場合、リジェクトされる可能性は常にあります。
この記事は審査が通ることを確約しているわけではないということはご承知おきください。
ちなみに業務で開発しているアプリは当たり前ですがリスクが大きすぎるので諦めました。
使おうか迷っている人の参考になれば幸いです
_VariadicView を知らない人向け
_VariadicView は SwiftUI の内部で使用されているプライベート API です。
ViewBuilder のスコープに含まれる複数の子 View を取り出すことができます。
- リストの行と行の間にセパレータを表示したい
- 最後の行にはセパレータを表示したくない
みたいな時に使うと便利です。
ちなみに、_VariadicView を使うと List もどき (UITableView ベースの一覧コンポーネント) も作ることができます。
UITableView の機能が欲しいけど List だとカスタマイズできなくて微妙 みたいな時に欲しくなるやつです。