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【Node-RED操作歴5日間】今にでも行きたい海外旅行に向けて「世界の今を覗けるLINE Bot」を作ってみた

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海外旅行に行きたい!

私は現在入社2年目で、旅行会社に勤務しています。 多くの他業界と同様に、観光業界も新型コロナウイルスによる影響を大きく受けており、私自身入社時から既にコロナ禍であったため、自由に旅ができる状態の業界の様子などをまだ実感していません。

業務上感じる課題

<BtoC向けの旅行商品を扱う部署にてWEB販促などを担当しています。> ①「旅行を勧めていい状態か?」によってプランの販促文言なども配慮が必要で、前向きな告知が難しいことが多い。 例)「今、沖縄に行こう!とは謳えないなぁ」「緊急事態宣言が再発令しそうだ」「海外はそもそも商品がない(渡航できない)」など
②メールマガジンなどでも「おトクなプランの紹介」や「キャンペーン紹介」ばかりになってしまい、旅行に行きたくなるような【面白さ】を出すのが難しい。直接的なプランの告知広告ではない販促はできないか?

以上の課題を踏まえ

「自分が旅行に行きたくなるのは?」を改めて考えてみた結果、私の場合は、何気なく雑誌やYouTubeなどで見た景色やグルメを自分の目で見て感じたい!食べたい!と衝動的に旅行を計画することが多いなと感じました。

そんな時、世界中のリアルタイム定点カメラが観察できる面白サイトのAPIを発見!

https://api.windy.com/ このサービスでは特別な場所でもない、観光地でもない、ごく普通の場所に設置されているWEBカメラをリアルタイムに覗くことができます! 昔旅行した国やまだまだ知らない国のなんでもない場所を見るのが楽しい。。
:point_down:WEBサイト版はこちら

海外旅行は、もはや夢のような話となってしまいましたが、海外への興味や旅行意欲は変わらずにあります。そこで、私と同じように今にでも海外旅行に行きたい方に少しでも楽しんでもらいたいという思いで「世界の今を覗けるLINE Bot」の作成に挑戦しました。
直接的な旅行プランの販促にはなりませんが、いつかの旅行の小さなきっかけになればいいなと思います。

使用ツール

下記のサービスはそれぞれインストールやアカウント登録などの事前準備が必要になります。LINEBotを作るためには「LINE Developers」の登録準備もしておきましょう。 *Heroku *NodeRED *LINE Developers *Windy API(WEBカメラAPI) ※アカウント登録後APIキーの取得が必要です。

最終完成イメージ

①2桁の国コードを送信する ②その国のリアルタイム定点カメラを見れるURLが送られてくる ※都市や地域まで詳細設定できるようにしたかったのですが、パラメーターの設定などに苦戦し、APIで取得しているリストの中の一番上にある地域のみが固定で表示されるようになっています。 ![image0.jpeg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2496382/ce762fcf-918d-fed9-9b48-be54d86b812c.jpeg)

最初に感覚で並べてみたフローがこちら

タイトルにも書いたように、Node-REDを今回初めて知ってから【約5日間】で実装に取り組んでいたため、初めはノードの役割もよくわからないまま感覚で並べてみるレベルからスタートしました。特に私が選んだAPIは基本的な使い方として理解していたものと異なる使い方をする特殊なもので、サポートを頂くまで全く理解ができませんでした。(特にchangeノードの使い方など…)もちろん以下のフローでは、エラーとなってしまいます。![68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f323439363338322f33326363343962632d666532662d653532642d663537652d6536656233626263623432352e706e.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2496382/0421874d-448e-a0cd-00ce-6632450bdf71.png) ここからNode-REDの基礎や、過去に作成されたNode-RED×LINEbotの活用例などを調べては行き詰まり、アドバイスも段階ごとに沢山いただきながら進めていきました。

その結果、最終的に動くようになったフローがこちら

①Webhook LINEで任意の国コードを送信します。 ②template windy.comから情報を取得するURLを作成。payload箇所にLINEで送信する任意の国コードが入ります。
https://api.windy.com/api/webcams/v2/list/country={{payload}}?show=webcams:url&key=取得したAPIキー

③http request
APIへアクセスします。
④change
APIから得られたJSONそのままではなく、JSONの中に含まれているいずれかの要素を msg.payload として出力するようにします。
⑤ReplyMessage
LINEメッセージとしてURLを送信します。
スクリーンショット (13).png

最後に

初めてのNode-RED操作では、ノード一つ一つが何の役割をするのか、どこが引っかかってエラーとなっているのか、など分からないことが山積みながらもプロセスを教えていただきながら実装までたどり着くことができました。気軽なLINE Botで「気になる場所」が沢山できればいつかの旅行のきっかけにもなるのではないでしょうか。

今後は、アイデアとしてやりたいことと実装イメージを多様に結び付けられるように、使える技術の種類を増やしていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました:airplane::sparkles:

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