概要
この度AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル(SAP-C02)に800点代で合格しましたので、感想を含めて試験勉強について述べようと思います。
筆者の経験値
- Python等プログラム経験4年
- Linux経験2年
- AWS実務経験2年
- AWS SAA取得済み
- オンプレのインフラ経験ほぼ無し(Dockerは触る)
結論
Web問題集をひたすらやる
これだけだと流石に味気ないので、問題傾向に関するコツをいくつか紹介します。
問題集としては、Techstockというweb問題をひたすらやりました。
最初の1周した時の正解率は5割切っていた気がします。
その後間違った問題を中心にやり直し、最終的には4ヶ月でTeckstockを全問4周はしました。
ちょっと解き過ぎたかもしれませんが、その結果見えてくる問題傾向がありました。
試験対策
前置き
AWSの専門知識を認定するものなので、問題集をやるにしてもある程度理解した上で解く必要があるのは当然です。
しかしあくまで認定試験のため、取得するためには所謂出題パターンを理解することが近道となります。
AWS脳を鍛え脊髄反射のゴリ押しで解くのです。
ある種妥協した勉強法になりますが、何か参考になれば幸いです。
他にもあったはずですが、合格してからは見直していないのでうろ覚えです。
コツ一覧
運用オーバーヘッドを最小限に
かなりの頻出語です。
選択肢の選び方としては、
- マネージドサービスのみを使う
- 独自のスクリプトを書かない
- Kubernatesを選ばない
- EC2を選ばない
- Fargateを選ぶ
最小のコストで
- Direct Connectは高い
- S3は安い
- Lambdaは安い
- DynamoDBは安い
最小の作業で
- マネージドサービスを選ぶ
- Lambdaは高効率だが、コード書き直すぐらいなら使わない
セキュリティ
- インターネットゲートウェイはアウト
- NATゲートウェイはありより
- プライベートサブネットあり
- Systems Managerあり
AWSが好きなサービス
AWS一押しの使ってもらいたいサービスがいくつかあり、これらは正解になる確率が高いです。
- DynamoDB大好き(正解率高)
- Lambda大好き
- Lambda+SQSは最高
- Database Migration Service大好き
- MySQLよりAurora大好き
- リードレプリカはできるだけ作る
- S3静的ホスティング大好き
- Cloudfrontと組み合わせたら最高
- Direct Connectは理解する必要がある
- かなり出る
- これは脊髄反射では解けないのできついかもですが勉強するしかないです
Organizations
本当によく出る。
AWSソリューションアーキテクト - Organizations と呼ばれるのも仕方がない。
勉強用の無料枠でどうこうできるものでもないので、かなりイメージが掴みづらい。
基本的には、
- SCPを積極的に使う
- 管理アカウントと開発アカウントがある場合は管理アカウントの作業が正解率高
その他
- EBS < EFS < S3 の順で正解率高い
- EventBridgeを定期実行するのはアウト
- 何かのイベントをトリガーにすべき
最後に
色々書きましたが、なんだかんだ慣れだけでなく理解が重要になってくる試験です。
パターンだけでは正解にならない問題も当然多くあります。
私は問題慣れのゴリ押しで突破しましたが、しっかり理解していれば論理的に解答できるはずです。
実際にはしっかりと解説を読み込み理解することこそが近道なのかもしれません。
皆様独自の効率の良い方法で学習していただければと思います。
次はDOP取得したいです。
それともAzureか。
CCNAも良いかも。
皆様はどうされていますか?