記事化した経緯
- インストール済みディストリビューションの一覧表示コマンド、任意のディストリビューションを指定するコマンドがそれぞれ紹介されている記事はよく見かける
- が、一覧表示結果からどのディストリビューションがデフォルトに設定済みなのかを説明している記事を見かけなかった
- ので、自分用の備忘録のためにも残しておきます
実行環境
- windows 10 Pro
- Windows PowerShell
- WSL2
手順
インストール済みディストリビューションの一覧からデフォルトディストリビューションを確認する
- 実行コマンド
$ wsl --list --verbose
※省略形は「wsl -l -v」
- 上記コマンドを実行するとインストール済みディストリビューション一覧と、その中からデフォルトに設定されているディストリビューションが確認できる
- 実行結果
- NAME列の左側に *(アスタリスク)がついているディストリビューションがデフォルト設定となっている
(現在はUbuntu
がデフォルトディストリビューションに設定されている) - 現在だと
wsl
コマンドを叩くと、Name:Ubuntuのディストリビューションが立ち上がる
デフォルトのディストリビューションを任意のディストリビューションに設定する
- 実行コマンド
$ wsl --set-default <任意のディストリビューション名>
※省略形は「wsl -s <任意のディストリビューション名>」