Stylez Advent Calendar 2020の19日目です。
今までウォーターフォール開発で業務をやってきましたが、
アジャイル開発
っていうキーワードがどうにも気になります。
- アジャイル開発って、具体的にどうやってやるの?
という素朴な疑問から始まって、
「業務でアジャイル開発」のために
- スクラムで、アジャイル開発がどういうものか試してみた
- リモートでやってみた
という流れで、使ってみて有用だったツールを、ご紹介してみます。
やってみたこと
普通にアジャイルするなら、
- みんなが見える位置にホワイトボードを常設して
- 付箋貼りながらワイワイ話し合いつつ、作業を進める
ところですが、ちょうど4月初旬からの在宅リモート勤務の時期と、もろに重なりました。。
なので、リモートで進めることを前提に、
- オンラインホワイトボードなど、オンラインのツールを使う。
- 会話はZoomで。
- Zoomの画面共有も使う。
というやり方で進めています。
企画段階から、プログラム製造を経て、
実際に作り終えるところまでを目指してます。
- インセプションデッキを作る
- プロダクトバックログを作る
- スプリントプランニングを実行して、スプリントバックログを作る ← いまここ
- タスクの実行
使っているツール、試してみたツール
miro - Webホワイトボード
Miro | Online Whiteboard for Visual Collaboration
オンラインで共同作業ができるホワイトボードです。
無料です!
ボード上で編集した内容が、他の人の画面にもリアルタイムで反映されます。
- Zoom会議しながら、miroのボードを画面共有して、
- お題に対して、各人が付箋をペタペタ貼っていって、
- 後であーだこーだ言いながらグルーピングしたり
といった使い方をしていました。
一応、無料だと制限があって
- 使えるボードは3つまで
- データ容量は300MBまで
- エクスポートはできない
となっていますが、十分使えます。
(月8ドルの有料プランだと制限がなくなります。)
ボード面積が(多分)無制限に広げられるので、エリアを区切って
インセプションデッキ、プロダクトバックログ、振り返り、などなど全般に渡って使っています。
⇒こんな感じ
GitLabイシューボード
スプリントのタスクを回すのに使っています。
- 未解決(Open)
- Todo
- Doing
- Closed
の4つのフレームがあるので、
タスクをカードにして、進行度合いに応じて、カードを移動させていってます。
現在のスプリントのカードをToDoに入れていますが、
この辺りは今後試行錯誤という感じ。
miroにも Kanban Framework
ていうテンプレートがあって同じことができそうなのですが
gitlabのソースと連携することができそうなので、こちらを使いました。
⇒こんな感じで使ってます。
⇒バックログの進み具合をバーンダウンチャートで見ることもできます。
他に、タスクを回すのに使えそうなツール
Jira Software
JIRA Software - \機能 | Atlassian
アジャイルチーム開発で使うツール類が一式そろってます。
10ユーザーまで無料です。
Bitbucketとは連携してますが、GitLab連携ができないっぽいので見送り。
Trello
個人的に、自分用のToDoボードとして使っていたことがあります。
こちらも10ボードまでは無料で、カードやリストは無制限に作れます。
リストをいくつも作れるので、備忘録リストや手順メモリスト作ったりもやってました。
テンプレートも多数あって、Kanban Boardはこんな感じ
ちなみに、Jiraのアトラシアン社が2017年に買収してましたね。
リモートでアジャイル、というケースで、使ってみたツールをご紹介しました。
無料でもかなりなことができるので、試してみてはいかがでしょうか。