基板を基板に
1, 前置き
実際にやることはこんな感じです。このようにほかの基板を別の基板に読み込ませることができます。
これを使えばモジュール化された基板をマザーボードに刺すことがkicad内でできます。モタドラのシールドをkicad内で確認することによって干渉するかなどを見ることができます。
2, 基板を3Dデータへ
基板の3Dデータを出力します。この時.stepではなく.wrlという形式で保存します。なぜなら.stepではシルクや銅箔などが出力されないからです。
.step | .wrl |
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![]() |
![]() |
① [ファイル]> [エクスポート]> [VRML]を選択します
② 各種設定・出力を行う。
ファイル名:各自好きな場所を指定してください。3Dデータ用のフォルダを作るの推奨。
出力単位:0.1 inchに設定デフォルトはメートルになっているので注意
後はOKボタンを押して出力完了
0.1 inchに設定です!間違えないように
基板の場所
部品を出力するときに原点の近くに基板を置くことをお勧めします。
基板の端やパッドの中心などがお勧めです。
基板の位置が100とかになってると3d出力した時に基板が見当たらない原因となります。
3, 部品として作る
① フットプリントを作ります。詳しくはこちら
② ソケットを割り当てて、各種パラメータの設定を行います。
③ 2-②で出力した3Dデータを読み込みます。
④ 各種設定を行います。
これは基板の大きさや作ったフットプリントによって値が変わってしまうため毎回設定してください。
スケール:そのまま
回転:必要に応じて設定
オフセット:xとzはちゃんと計算して出す。yは適当。