はじめに
シェル芸を始めたくなりました!
そこで以下、その準備をするための記事となります。
リンクばかりですが、同じシェル芸を始めたいと思っている方の参考になれば幸いです。
CentOS7をインストール
VirtualBoxをインストール
TeraTermをインストール
仮想マシン起動
以下のサイトが画像付きで参考になります。
仮想マシンのタイプはLinux、バージョンはRed Hat(64bit)です。
仮想マシンが起動したら、インストールしたCentOSのISOファイルを指定します。
・Aresei-note.com「Oracle VirtualBoxで仮想マシンを新規作成する方法(OSインストール) | 仮想マシンソフト」
CentOSの初期設定
・WELCOME TO CENTOS 7と表示されたら、日本語を選んで続行。
・「ソフトウェアの選択」でサーバー(GUI使用)にする(GUIがいらなければ必要ないです)。
・KDUMPを無効にする。
・「ネットワークとホスト名」から、ホスト名を適切に変更し、IPv4アドレスとDNSサーバを以下の通り設定し、適用。
IPv4アドレス:10.0.2.15 サブネットマスク:/24 デフォルトゲートウェイ:10.0.2.2
DNSサーバ:X.X.X.X
※X.X.X.Xはご自身の環境のDNSサーバのIPに読み替えて設定してください。自宅であれば多くの場合ルータのIPです。
・「インストールの開始」を押下し、待っている間にrootパスワードとユーザを設定しておく。インストールが完了したら、再起動を押下。
※適宜キーボード右側のCtrlキーで仮想マシンから抜けられます。
ネットワーク設定
初期状態だと仮想マシンがインターネットにつながっていないため、yum update等ができず色々と不便なのでネットワーク周りの設定を行います。
以下のサイトが参考になります。
・sps-katoh.com「VirtualBox ネットワークの設定」
ポイント
1.VirtualBoxのネットワーク設定でアダプター1とアダプター2を設定する。ホストOSのイーサネットアダプターに「VirtualBox Host-Only Network」が追加されていて、IPが「192.168.56.1」(★)になっていること。
2.ゲスト側で「enp0s3」と「enp0s8」が設定されていて、IPがそれぞれ「10.0.2.15」(☆)と「192.168.56.X」(★)になっていること。
3.ゲスト側で「ip route」したときにデフォルトルートがただ一つVirtualBoxの仮想ルータのIP「10.0.2.2」(☆)となっていること。そしてホストOSに疎通が通ること。
4.ゲスト側のファイアウォール設定で、ssh、http、httpsがすべて空いていること。
※☆、★同士がそれぞれ同じセグメントであることが大事です。
ここまで設定すればyum updateが成功するはずです。
画面リサイズ設定
今のままだとGUI使用したときに画面が小さいので以下のサイトを参考に、大きくできるように設定します。
・urashita.com「VirtualBoxのCentOS 8のスクリーンが小さい!画面サイズ」
仮想マシンをバッググラウンド起動
VirtualBoxで仮想マシンを起動する際に、起動ボタンの横にある▼を選択すると「ヘッドレス起動」という項目があるので、押下する。
TeraTermで仮想マシンの「192.168.56.X」のIPを指定し、接続。
これで、タイトル通り目標達成できました。
2022/6/4追記
PCを立ち上げたら自動的にVMが起動するようにしたいと思い、以下のようなバッチをスタートアップに追加しました。
> cd C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
> VBoxManage startvm [VM名] --type headless > C:\Users\[ログインユーザ名]\Desktop\myHostStartup.log
[VM名]、[ログインユーザ名]のところは適宜変更してください。
一応VMの起動に何らかの問題があった時のために、デスクトップにログをはくようにしています。
おわりに
これからシェル芸を楽しみたいと思います。
参考にさせて頂いた記事のライターの皆様、ありがとうございます。